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ペットカートを選ぶ際、候補に挙がりやすい「PETTENA MILOU」と「AirBuggy DOME3」。
MILOUは、コットを付けたまま折りたためる手軽さが特徴。一方、AirBuggy DOME3は、3輪エアタイヤによる滑らかな押し心地で高く評価されています。
「価格差に見合う違いはある?」「街中や車移動ならどちらが便利?」「愛犬が快適に乗れるのはどちら?」と迷う方も多いでしょう。
この記事では、MILOUとAirBuggy DOME3 LARGEの両方を実際に使用している飼い主様の動画をもとに、折りたたみ、車載、走行性、コットの広さ、重量などを比較します。
先に結論|日常の使いやすさならMILOU、走行性ならAirBuggy
MILOUとAirBuggy DOME3 LARGEは、どちらかがあらゆる面で優れているわけではありません。実際に2台を所有する飼い主様も、出かける場所や過ごす時間に合わせて使い分けています。
・散歩や買い物などで、カートを気軽に使いたい
・車への積み下ろしや折りたたみを頻繁に行う
・玄関やトランクの収納スペースを抑えたい
・荷物や愛犬から手を離しにくい場面が多い
・本体の重さや購入価格も重視したい
・主に舗装路、街中、商業施設や公園で使用する
・長時間のお出かけで押し心地を重視したい
・砂利道や凹凸のある道を走る機会が多い
・エアタイヤによる振動吸収性を求めている
・坂道でハンドブレーキを使いたい
・コットの広さや高さを重視したい
・収納性や重量よりも走行性能を優先したい
簡単にまとめると、日常のお出かけに伴う準備や片付けを楽にしたいならMILOU、長時間の走行や凹凸のある路面での押し心地を求めるならAirBuggy DOME3が選びやすいでしょう。
MILOUとAirBuggy DOME3 LARGEの基本スペックを比較
| 比較項目 | PETTENA MILOU | AirBuggy DOME3 LARGE |
|---|---|---|
| 価格 | 45,999円(税込) | 79,200円(税込) |
| 総重量 | 7.9kg | 12.2kg フレーム+アダプター8kg/コット4.2kg |
| 耐荷重 | 25kg | 20kg |
| 車輪 | 4輪 | 3輪 |
| タイヤ | ノーパンクタイヤ・4輪サスペンション | エアタイヤ |
| 折りたたみ | コットを付けたまま全体を折りたたみ可能 | コットを外してフレームを折りたたむ |
| コットの着脱 | ワンタッチ着脱 | ワンタッチ着脱 |
| コット単体の折りたたみ | 可能 | 不可 |
| 飛び出し防止リード | 2本・左右配置 | 2本・前後配置 |
| ブレーキ | フットストッパー | ハンドブレーキ・フットブレーキ |
※価格・仕様は2026年8月時点。最新情報は各商品ページでご確認ください。
基本スペックだけを見ると、MILOUはAirBuggy DOME3 LARGEより4.3kg軽く、耐荷重は5kg大きく設定されています。
一方、AirBuggyは3輪エアタイヤやハンドブレーキを備えており、単純な重量や耐荷重だけでは比較できない走行面の強みがあります。
2つの比較動画で共通していた評価
今回参考にした2つの動画では、異なる犬種や使用環境でMILOUとAirBuggy DOME3を比較しています。
両方の動画で共通していた主な評価は、次のとおりです。
- MILOUは組み立てが簡単
- MILOUはコットごと折りたため、収納しやすい
- MILOUはAirBuggy DOME3 LARGEより軽い
- MILOUも街中や草地ではスムーズに走行できる
- 悪路や長時間の押し心地はAirBuggyのほうが優れている
- AirBuggyのコットは広いが、車載時に場所を取りやすい
- 両モデルとも、用途に応じた異なるよさがある
つまり、MILOUの強みは「必要なときに気軽に使えること」、AirBuggyの強みは「押している時間そのものが快適であること」と整理できます。
なお、走行性や操作性の感じ方は、愛犬の体重、荷物量、路面、押す人の体格によって変わります。動画内の評価は、実際の使用例として参考にしてください。
折りたたみと展開|MILOUはコットごと一度に操作できる
2台の違いが最も分かりやすく表れるのが、折りたたみ方です。
MILOUはコットを付けたまま折りたためる
MILOUは、コットをフレームに取り付けたまま、車体全体をワンタッチで折りたためます。愛犬との外出では、リードやバッグ、買い物した荷物などで手がふさがりがち。コットを外す操作を挟まず、そのまま片付けられるため、一人で出かけるときや、車への積み込みを手早く済ませたいときにも負担を減らせます。
一方で、MILOUはコットをフレームから取り外すことも可能です。まとめて折りたたむだけでなく、コットとフレームを分けて持ち運んだり、コットを単独で折りたたんだりと、収納場所や荷物の状況に合わせて片付け方を選べます。
展開するときも、折りたたんだ車体を広げるように動かすことで、スムーズに使用状態へ戻せます。動画では組み立ても簡単だったと評価されており、前後の車輪を取り付けて車体を展開し、幌を装着すれば準備は完了。組み立て動画を確認できるQRコードも用意されています。
AirBuggyは、コットを外してフレームを折りたたむ
AirBuggy DOME3は、収納時にコットをフレームから取り外し、フレームを折りたたむ構造です。新しいDOME3のコットはワンタッチ装着に対応しているため、着脱そのものに大きな手間はかかりません。
MILOUとの違いは、コットを取り付けたまま車体全体を折りたためるかどうかです。AirBuggyはフレームとコットを分けて収納しますが、コット自体は折りたためないため、車の荷室や自宅ではコットの大きさに応じたスペースが必要です。
MILOU:コットを装着したまま車体全体を折りたためる。必要に応じてコットを外し、コット単体でも折りたたみ可能
AirBuggy:コットをワンタッチで取り外し、フレームを折りたたむ。コット自体は折りたためない
車載と収納|トランクを広く使いたいならMILOU

車でのお出かけが多い方にとって、走行中の性能と同じくらい重要なのが、トランクへの積み込みやすさです。
MILOUは、コットと車体をまとめて折りたためるほか、必要に応じてコットを取り外し、コット単体でもコンパクトにできます。折りたたんだ状態で立てて保管できるため、玄関やトランクの床面を占有しにくい点も特徴です。
動画では、折りたたんだ車体を持ち手で運んだり、車輪を転がしながら引いて移動したりする様子も紹介されています。
一方、AirBuggy DOME3はフレームを折りたためますが、コットは折りたためません。トランクに積むときは、折りたたんだフレームと、形を保ったコットの両方を置くスペースが必要です。
愛犬との旅行では、クレート、バッグ、飲み物、着替えなど、カート以外の荷物も増えます。トランク容量が限られている車や、荷物の多い旅行では、MILOUの収納性が使いやすさにつながります。
走行性|街中ではMILOU、悪路や長時間ならAirBuggy

走行性については、使う路面によって評価が変わります。
MILOUは街中や公園で扱いやすい
MILOUは4輪タイプで、片手で押しても安定感があり、方向転換などの操作性にも大きな不満はなかったと評価されています。
動画では、舗装路だけでなく草地でも問題なく走行でき、段差を越えた際にもサスペンションによる衝撃吸収が感じられたそうです。
散歩、買い物、通院、カフェ、商業施設など、日常的に利用する舗装路が中心であれば、MILOUでも十分な走行性を期待できます。
一方、ある程度大きな段差では、前輪を浮かせるなどの操作が必要です。
AirBuggyはエアタイヤならではの押し心地
AirBuggy DOME3は、3輪のエアタイヤを採用しています。空気を入れたタイヤが路面からの衝撃を吸収するため、凹凸のある道や長時間の移動では、押し心地に明確な違いを感じたという評価がありました。
また、ハンドル部分にはブレーキがあり、坂道でスピードを調整できます。動画の使用者はハンドブレーキを頻繁には使っていないと話していましたが、坂道の多い地域では安心につながる機能です。
その代わり、エアタイヤは定期的な空気圧の確認が必要です。メンテナンスの少なさを重視するか、悪路での押し心地を重視するかも、選ぶ際の判断材料になります。
舗装路や日常のお出かけが中心:MILOU
悪路や長時間のお出かけが多い:AirBuggy DOME3
コットの広さ|AirBuggyはゆとり、MILOUはコンパクトさとのバランス

動画内でコット底面の長さを実測したところ、AirBuggy DOME3 LARGEは約62cm、MILOUは約57cmで、約5cmの差がありました。
これは動画内で同じように測定した参考値であり、メーカー公式の内寸とは測定位置や方法が異なります。
AirBuggy DOME3 LARGEの公式内寸は、幅32×全長66×高さ52cmです。MILOUは見た目として、AirBuggy DOME3 LARGEよりコンパクトで、DOME3 REGULARよりやや大きく感じられたという感想がありました。
5kg前後の犬ならどのくらいの余裕がある?
動画では、体重5.5kgの犬がMILOUに乗った状態でも、ある程度の余裕が確認できました。
また、体重約5kgのイタリアングレーハウンド2頭については、MILOUにも乗車できましたが、体型や座り方によってはゆとりが限られるサイズ感です。
多頭で使用する場合は、耐荷重だけで判断せず、次の点を確認しましょう。
- 2頭が同時に座れるか
- どちらか一方でも無理なく伏せられるか
- 方向転換できる余裕があるか
- 幌を閉じても頭部が当たらないか
- 長時間乗車しても窮屈にならないか
同じ体重でも、胴長の犬、脚の長い犬、体高のある犬では必要なスペースが異なります。コットの内寸と愛犬の体長・体高を照らし合わせることが大切です。
重量と持ち運び|4.3kgの差をどう考える?
MILOUは7.9kg、AirBuggy DOME3 LARGEは12.2kgで、全体では4.3kgの差があります。
走行中はタイヤ性能や重心の影響が大きいため、本体が軽いほど必ず押しやすいとは限りません。実際に押したときの滑らかさでは、AirBuggyのほうが優れているという評価がありました。
一方、次のような場面では本体重量の差を感じやすくなります。
- 車のトランクへ積み込む
- 玄関の段差を持ち上げる
- カートを畳んで移動する
- 駅や外出先で階段に出会う
- 一人で愛犬と荷物を同時に扱う
MILOUは折りたたんだ状態で運べる持ち手があり、車輪を転がしながら移動することもできます。頻繁に持ち上げたり、折りたたんで移動したりする方には、重量と収納性の差が日常の使いやすさに直結します。
ただし、MILOUも7.9kgあるため、片手で長時間持ち続けられるような超軽量モデルではありません。階段移動が多い方は、購入前に重量を確認しましょう。
電車での利用を考えている方へ
通常サイズのMILOUが、すべての鉄道会社の持ち込み規定を満たすとは限りません。JRをはじめ、鉄道会社によってサイズや収納方法などの条件が異なるため、乗車前に利用する交通機関のルールを必ず確認してください。
電車での移動を重視する場合は、公共交通機関での利用に配慮したMILOU Small SizeやPETITE PROも選択肢になります。詳しい持ち込み条件やカートの選び方は、ペットカートで電車に乗る際のルールと注意点をご覧ください。
通気性・お手入れ・収納機能を比較
通気性と愛犬の見守り
MILOUは、コット前面、幌前部、幌後部にメッシュ窓があります。前後から風を通しながら、飼い主側から愛犬の状態を確認できます。
AirBuggy DOME3も大きく開くルーフを備え、愛犬の出入りや見守りがしやすい設計です。
どちらも幌を閉じた状態の通気性や、飼い主から愛犬が見える位置を、実際の使い方に合わせて確認するとよいでしょう。
飛び出し防止リード
飛び出し防止リードは両モデルとも2本です。
MILOUは左右、AirBuggy DOME3は前後に配置されています。多頭で使用する場合や、愛犬がコットの中で動き回る場合は、リードの位置と長さも確認しましょう。
収納スペース
動画では、車体下の収納バスケットは、両モデルとも同程度の大きさに感じられたそうです。
MILOUにはドリンクホルダーが標準装備され、コット背面にもポケットがあります。AirBuggyにはマルチホルダーが2個付属し、コット内側にも収納スペースがあります。
MILOUのコット内側にはポケットがありませんが、内側のカバーを取り外して洗えるため、抜け毛や汚れが気になる方には手入れしやすいでしょう。
MILOUとAirBuggy DOME3、価格差に見合う違いはある?
MILOUは45,999円、AirBuggy DOME3 LARGEは79,200円で、価格差は33,201円です。
ただし、この差を単純に「MILOUのほうが安い」とだけ捉えると、選び方を誤りやすくなります。
AirBuggyの価格には、3輪エアタイヤによる押し心地、ハンドブレーキ、広いコット、アクセサリーやメンテナンス体制などの価値が含まれています。悪路や長時間のお出かけが多く、走行性能を最優先する方には、価格差を払う意味があるでしょう。
一方、舗装路中心の日常使いでは、MILOUでも安定した走行性を得られます。さらに、コットごとの折りたたみ、車載のしやすさ、7.9kgの重量、25kgの耐荷重まで含めると、日常の扱いやすさに価値を感じる方には選びやすい一台です。
動画の使用者からも、MILOUは価格と機能のバランスがよいという評価がありました。
重要なのは、上位・下位で考えるのではなく、33,201円の差によって得られるAirBuggyの走行性能が、自分の出かけ方に必要かどうかです。
利用シーン別|MILOUとAirBuggyの選び方
| 主な利用シーン | 選びやすいモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 近所の散歩・買い物 | MILOU | 準備と片付けが簡単で、短時間でも使いやすい |
| カフェ・商業施設 | MILOU | 4輪で安定し、街中でも扱いやすい |
| 車での日帰り旅行 | MILOU | コットも折りたため、荷物と一緒に積みやすい |
| 荷物の多いお出かけ | MILOU | カート本体の収納スペースを抑えやすい |
| 長時間の散歩・観光 | AirBuggy | エアタイヤによる滑らかな押し心地 |
| 砂利道・凹凸のある道 | AirBuggy | エアタイヤが路面からの衝撃を吸収しやすい |
| 坂道の多い場所 | AirBuggy | ハンドブレーキで速度を調整できる |
| コットの広さを優先 | AirBuggy | DOME3 LARGEは奥行きと高さにゆとりがある |
これは絶対的な分類ではありません。動画で紹介された家庭のように、短時間の外出ではMILOU、長時間の外出や足場の悪い場所ではAirBuggyと、2台を使い分ける方法もあります。
MILOUの使い心地をもう少し詳しく知りたい方へ
折りたたみや収納方法だけでなく、実際の押し心地、コットの広さ、お手入れのしやすさ、愛犬とのお出かけで感じたメリットまで詳しく紹介しています。購入前に使用イメージを確認したい方は、MILOUの実使用レビューもあわせてご覧ください。
最終チェック|あなたに合うのはどちら?
・カートを日常的に気軽に使いたい
・玄関や車内の収納スペースが限られている
・愛犬を連れたまま、準備と片付けを簡単に済ませたい
・車への積み下ろしを頻繁に行う
・舗装路を中心に使用する
・重量、耐荷重、価格のバランスを重視する
・長時間押して歩くことが多い
・公園、砂利道、アウトドアで使用する
・路面から伝わる振動をできるだけ抑えたい
・広さと高さのあるコットを求めている
・坂道でハンドブレーキを使いたい
・収納性よりも走行性能を優先する
迷ったときは、「どちらの性能が高いか」ではなく、ペットカートを使う前後も含めて考えてみてください。
押している時間の快適さを最優先するならAirBuggy。出す、折りたたむ、車に積む、収納するまでの一連の負担を減らしたいならMILOUが、生活に馴染みやすいでしょう。
まとめ|MILOUとAirBuggyは、使う場所と時間で選ぶ
MILOUとAirBuggy DOME3 LARGEは、どちらも愛犬とのお出かけを快適にするペットカートですが、重視している価値が異なります。
AirBuggy DOME3は、3輪エアタイヤによる滑らかな押し心地が大きな魅力です。悪路や長時間のお出かけが多い方にとって、頼れる一台になるでしょう。
MILOUは、コットを付けたまま折りたため、車載や収納までコンパクトに行えます。街中や舗装路を中心に、散歩、買い物、通院、車でのお出かけに気軽に使いたい方に向いています。
悪路や長時間の走行性能を重視するならAirBuggy DOME3。日常のお出かけ全体を身軽にしたいならMILOU。
愛犬の体格だけでなく、普段の道路環境、車載の頻度、自宅の収納スペースまで確認したうえで、自分たちの生活に合う一台を選びましょう。

































