授乳期や離乳期の子猫に必要なお世話について

授乳期や離乳期の子猫に必要なお世話について
1.まず授乳期子猫のお世話に必要なグッズを揃えよう
① 哺乳瓶/猫用ミルク
② 子猫が入る小さな箱
③ ペットヒーター
④ 使い捨てのタオル
⑤ 使い捨てのゴム手袋
⑥ ペットシート
子猫を入れるための箱にペットシートやタオルを敷いてベッドメイクをしてあげよう。箱の下など、子猫の体に直接触れない所にペットヒーターを置いて保温を心がけましょう。子猫は体温調節がうまくできないので、ペットヒーターを使うときはまず低温に設定するようにしてください。温まりすぎないようにようすを見ながら調整してください。
ペットヒーターがない場合は、湯たんぽにタオルを巻いたものを使うのも一案です。授乳期の子猫のお世話をするときは、手袋をつけるようにしましょう。
2.授乳期の子猫に必要なお世話
保温のほか、授乳期の子猫のお世話では、数時間おきの授乳が必須になります。さらに、授乳後はティッシュペーパーなどを使って肛門付近をやさしく刺激し、排尿や排便を促すなど、排せつの補助が毎回必要になります。
3.授乳期の子猫を迎え入れる際の注意点
授乳期の子猫は、24時間体制で様子を見る必要があります。体が未熟で体調も急変しやすいため、あらかじめ夜間やかかりつけが休診の際に診てもらえる、救急動物病院などを調べておくと安心ですね。
4.離乳期子猫に必要なグッズやお世話
① 猫用ミルク/離乳食
② 食事と水飲み用のお皿
③ トイレ
④ ケージ
⑤ ベッド 
離乳期の子猫に離乳食や水を与える際は、まず少量をお皿に入れるようにしましょう。最初は、飼い主が鼻先につけてなめさせたり、お皿の前に誘導したりして、補助しながら自分で食べるように促してみてください。
• 離乳期の子猫に必要なお世話とは?
離乳期は猫用ミルクからドライフードへと食事内容を変えていく時期です。最初は水や猫用ミルクでドライフードをふやかすして、徐々にふやかす水分量を減らしていくとよいでしょう。子猫の食べ具合や便の様子を見ながら、少しずつ進めるようにしてください。
5.離乳期の子猫を迎え入れる際の注意点
離乳期の子猫は食事の形態が少しずつ変化するので、フードをしっかりと飲み込んで食べられているのか、水分をきちんと摂取できているのかを把握しておく必要があります。最初はうまく食べられない場合もあるので、必ず補助してあげてください。
水分摂取量が把握しにくい場合は、排尿量をチェックしてみてください。排尿量があまり減っていなければ、水分摂取量は問題ないと考えて良いでしょう。
6.授乳期や離乳期の健康管理について
授乳期・離乳期いずれの月齢の子猫を迎える場合も、毎日体重測定をするようにしてください。子猫の栄養摂取の状態や、発育状況を知る大事な目安になります。
授乳期は1日2回程度、離乳期以降3カ月齢くらいまでは1日1回程度を目安に測定してください。子猫の変化に気づきやすくなるので、できれば毎日同じ時間帯に測定するようにしてください。

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