猫がずっと寝てる…大丈夫?寝相でわかる健康状態とストレスサイン完全ガイド|PETTENA
猫がずっと寝てる
「うちの猫、最近ずっと寝てばかり…これって普通?」と心配になっていませんか?実は猫の寝相や睡眠時間には、健康状態やストレスのサインが隠れています。
この記事では、正常な睡眠の見分け方から、要注意サインまでを徹底解説します。愛猫の安心できる眠りを守るために、今すぐチェックしたいポイントをご紹介します!

猫の睡眠時間の基本

猫の睡眠時間

平均睡眠時間はどのくらい?

「うちの子、一日中寝てばかりで大丈夫?」と心配になる飼い主さんも多いでしょう。実は猫の平均睡眠時間は12~16時間と言われています。これは人間の約2倍の長さで、特に子猫や老猫では20時間近く眠ることも珍しくありません。

面白いのは、猫の睡眠の約75%が「うたた寝」状態の浅い眠りだということ。完全に熟睡している時間は意外と少なく、残りの25%が深い眠りにあたります。このバランスが、野生時代の名残として今も受け継がれているんです。

年齢や季節による変化

猫の睡眠時間は年齢によって大きく変わります。子猫期(生後~6ヶ月)は成長ホルモンの分泌のために20時間近く眠ることもあります。成猫期(1~7歳)では14時間前後が一般的で、シニア期(8歳~)になるとまた18時間程度と長くなっていきます。

季節による変化も見逃せません。特に四季がある地域では、暑い夏は涼しい場所で、寒い冬は暖かい場所でと、猫自身が快適な場所を選んで睡眠時間を調整します。春や秋の過ごしやすい季節に比べ、極端に暑い・寒い時期は体力を温存するため睡眠時間が長くなる傾向があります。

猫と犬の睡眠時間の違い

「犬もよく寝るイメージだけど、猫とはどう違うの?」と疑問に思う方もいるでしょう。一般的に犬の平均睡眠時間は12~14時間で、猫よりもやや短めです。これは犬が完全な肉食動物ではなく、雑食性の動物であることが関係しています。

また、犬は人間の生活リズムに合わせやすいのに対し、猫はもともとの夜行性の名残で、早朝や夕方に活発になる傾向があります。この違いから、犬は夜にまとめて眠ることが多いですが、猫は昼間もこまめに仮眠をとるスタイルが特徴的です。

猫の眠りのサイクルと特徴

猫の眠りのサイクル

浅い眠りと深い眠りのリズム

猫の睡眠は「レム睡眠(深い眠り)」と「ノンレム睡眠(浅い眠り)」が交互に訪れます。面白いのは、猫が完全にリラックスして深い眠りに入ると、小さな体をビクッとさせたり、ヒゲや手足がぴくぴく動いたりすることがあること。これは夢を見ている証拠だと言われています。

浅い眠りの時は、耳が周りの音に反応したり、目を細めていたりと、いつでも起きられる状態。野生時代、外敵から身を守るために発達した習性で、家猫になってもこの性質は残っています。完全に熟睡している時間は1日合計で4時間程度と意外に短いんです。

野生時代の名残としての習性

猫の祖先は単独で狩りを行う動物で、獲物を捕まえるために一気にエネルギーを爆発させる必要がありました。そのため、狩りの合間にこまめに休息をとってエネルギーを温存する習性が身についたのです。

現代の室内猫でも、おもちゃで遊ぶ時に「じっと狙って→一気に飛びかかる」という行動を見せますよね。あの短時間に集中してエネルギーを使うスタイルこそが、長時間の睡眠を必要とする理由なのです。

猫が寝すぎる理由とは?

猫が寝すぎる

老化とともに増える睡眠時間

7歳を過ぎたあたりから、猫の睡眠時間は徐々に長くなっていきます。これは人間と同じで、体力の衰えや代謝の変化による自然な現象です。シニア猫の睡眠時間が18時間を超えることも珍しくありません。

ただし、ただ寝ている時間が長いのではなく、睡眠の質にも重要視してあげましょう。深く安らかに眠れているか、頻繁に目を覚ましていないかなど、愛猫の眠りの様子を観察することが大切です。

病気やストレスが原因の可能性も

猫はもともとよく寝る動物ですが、「最近急に寝る時間が増えた」「寝方が変わった」と感じたら、それは体からのSOSかもしれません。特に次のような変化が見られたら要注意です。

こんな症状が現れたらチェック!
  • 元気がない・食欲不振:起きている時もぼんやりしている
  • 遊ばなくなった:大好きだったおもちゃに反応しない
  • 呼吸が荒い・苦しそう:睡眠中に息づかいが気になる

考えられる原因は?
  • ストレス:引っ越しや新しいペットの登場など環境の変化
  • 痛み:関節炎や内臓の不調で動くのを避けている
  • 病気のサイン:貧血・感染症・甲状腺機能の異常など

特に7歳以上のシニア猫は、甲状腺機能低下症などの病気が隠れている可能性も。少しでも気になる変化があれば、早めに動物病院で相談しましょう。

猫の寝床と快適な睡眠環境

 

猫が好む寝床の条件とは?


  • 見晴らしが良い高い場所:天敵から身を守る本能から、キャットタワーの上などが好まれます
  • 適度に囲まれた空間:段ボール箱や専用の猫ベッドなど、周囲を囲まれた空間に安心感を覚えます
  • 柔らかく暖かい素材:毛布やクッションなど、体が沈み込むような素材を好みます
  • 飼い主の匂いがする場所:安心感を求めて、飼い主さんのベッドや衣服の上で眠ることも

猫用ベッドを買ったのに使ってくれないときには、最初に飼い主さんの匂いがついたタオルなどを敷いてみると良いでしょう。猫は安心できる匂いがある場所を好みます。

季節によって寝る場所が変わる理由

猫は温度調整の達人です。季節ごとに最適な場所を自分で選びます。

  • 春・秋:室温が快適な時期は、窓辺の日当たり良い場所やキャットタワーの上など
  • 夏:涼しい場所を求めて、浴室のタイルの上や風通しの良い廊下など
  • 冬:暖かい場所が大好きで、ヒーターの近くやこたつの中、布団の中など

特に夏は高温多湿なので、熱中症予防のために涼しい場所を確保してあげることが大切です。ペット用冷却マットを用意するのも良いでしょう。

老猫のための快適な寝床づくり


  • 段差の少ない場所:関節に負担がかからないよう、高い場所より床に近い場所がおすすめ
  • 保温性の高い素材:老猫は体温調節が苦手になるため、冬はヒーターや湯たんぽ(低温やけどに注意)で温めて
  • 清潔さの維持:トイレが近くなることもあるので、洗える素材や防水シートがあると便利
  • 複数の寝床:体の痛みで同じ姿勢が続けられないため、いくつか選択肢があると良い

特に関節炎のある猫には、厚めのクッションや低反発マットレスがおすすめ。起き上がりやすいように、寝床の縁は低めに設計すると良いでしょう。
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猫の寝相・寝姿でわかる心理と健康状態

どんな寝相がリラックスの証?

「あ~、うちの子、すごくリラックスしてるな」と感じる猫の寝相には、いくつかの特徴があります。

代表的なのが「へそ天」と呼ばれる、仰向けでお腹を見せて寝る姿勢です。これは「この環境は完全に安全だ」と信頼している証で、飼い主さんへの最高の褒め言葉とも言えます。

他にも、「香箱座り」でうとうとしている姿や、体を丸めて「ドーナツ寝」をしている時も安心しているサインです。特に香箱座りは前足をきちんとたたんでいて、いつでも動ける準備ができている状態で、猫本来の警戒心がほどよく緩んでいる証拠です。

面白いのは、飼い主さんの傍で「くっつき寝」をする場合。これは単に温かいからだけでなく、「あなたが好き」という愛情表現でもあります。猫同士では家族や仲の良い猫同士でくっついて寝る習性があるので、飼い主さんを家族と認めているんですね。
リラックス寝てる猫

具合が悪いときの寝方の特徴

一方で、「この寝方、もしかして体調が悪いのかも?」と心配になる寝相もあります。

例えば、いつもは仰向けで寝る子が急に「うずくまり寝」ばかりするようになったり、硬い床や冷たい場所を選んでじっとしている場合は、体のどこかに痛みがある可能性があります。

特に注意したいのは横たわり姿勢で呼吸が早くなったり、同じ姿勢をずっと変えようとしなかったりする様子です。これは苦しさを感じているサインかもしれません。また、普段と違う場所で一人きりで寝ている場合も、体調不良を隠そうとしている可能性があります。

いつもと寝方が違うと感じたら、食欲や排泄の状態も合わせてチェックしてみてください。猫は体調不良を隠す習性があるので、寝相の変化が初期サインであることも少なくありません。
具合が悪いときの寝方

猫が寝ない・眠りが浅い時の対策

夜に活発になる理由と対処法

「夜中に突然走り回って困る!」というお悩み、実はとても多くの飼い主さんが経験しています。これは猫が本来薄明薄暮性の動物であることが関係しています。野生時代の名残で、早朝や夕暮れ時に狩りの本能が目覚めてしまうんですね。

対策として効果的なのは、就寝前にたっぷり遊ぶことです。猫じゃらしなどで15~20分ほど夢中になって遊ばせると、満足して夜中に静かにしてくれることが多いです。

特に「獲物を捕まえる」体験をさせてあげると効果的で、おもちゃを捕まえさせた後はご褒美のおやつを少しあげるとより満足感が高まります。

生活リズムを整える工夫

猫の体内時計を整えるには、毎日決まった時間に食事と遊びの時間を作るのがポイントです。特に朝はカーテンを開けて日光を入れ、夜は間接照明で部屋を暗くするなど、昼夜の区別をつけてあげましょう。

仕事で帰りが遅い飼い主さんは、自動おもちゃや知育玩具を活用するのも手です。中にフードを入れておけるタイプの知育玩具なら、飼い主さんがいない間も楽しみながら食事ができ、運動不足解消にもなります。
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リラックスさせるマッサージや香り

寝つきが悪い猫ちゃんには、優しいマッサージが効果的です。特に耳の付け根や頬のあたりをゆっくり撫でてあげると、気持ちよさそうに目を細める子が多いです。

ただし、お腹や足先を触られるのを嫌がる子もいるので、愛猫の好みに合わせてあげてください。

アロマテラピーも有効ですが、猫にとって有害な精油もあるので注意が必要です。安全なのはカモミールやラベンダーの香りで、必ず猫用のディフューザーやスプレーを選びましょう。香りが強すぎないよう、猫が逃げられる環境を作っておくことも大切です。

睡眠・食事・運動のバランス

食事の内容と睡眠の質

夜中に起きてご飯を催促する行動は、実は食事内容と深く関係しています。猫は少量ずつ頻繁に食べる習性があるので、1日3~4回に分けて与えるのが理想的です。特に就寝前の食事は、消化に時間がかかる高タンパクなウェットフードがおすすめです。

最近では、猫の自然な摂食リズムに合わせた自動給餌器も人気です。深夜や早朝の少量の食事を自動で与えられるので、飼い主さんの睡眠を妨げずに済みます。

運動不足が睡眠に与える影響

室内猫の睡眠トラブルの多くは、運動不足が原因です。猫は本来、1日に数キロも歩く動物。それが室内生活では運動量が大幅に不足し、エネルギーが有り余って夜中に暴れる…という悪循環に陥りがちです。

解決策としては、上下運動ができる環境作りが効果的。キャットタワーや棚を階段状に配置して、室内で自然と運動できるようにしてあげましょう。猫は高い場所が好きなので、自然と登り降りするようになります。
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活動時間を記録して適切なバランスをとる

「うちの子、寝すぎ?動かなすぎ?」と心配な飼い主さんは、猫の活動ログをつけてみるのがおすすめ。スマホアプリや手帳で、睡眠時間・食事量・遊んだ時間を記録すると、バランスが一目瞭然です。

理想的なのは、1日に20~30分の集中遊び時間を作ることです。猫じゃらしやボール遊びなど、猫が夢中になる遊びを毎日続けると、自然と夜はぐっすり眠ってくれるようになります。特にシニア猫の場合は、無理のない範囲で短時間の遊びを複数回に分けると良いでしょう。

まとめ

猫の睡眠時間は成猫で12~16時間、子猫や老猫なら20時間近く寝ることも珍しくありません。ただし、急に寝る時間が増えたり、寝方が変わったりする場合は要注意です。体調不良やストレスのサインかもしれません。季節に合わせた寝床の調整や、適度な運動で質の良い睡眠を促してあげましょう。愛猫の健康を守るためには、日頃から睡眠パターンを観察し、変化に気づいてあげることが大切です。
PETTENA編集部

PETTENA編集部は、ペットとその飼い主がより良い生活を送れるよう、専門的な知識に基づいた信頼性のある情報を提供するチームです。特に、ペットカートを中心に、安全で楽しいお出かけをサポートするコンテンツをお届けしています。