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犬にクッションは必要?|洗える・夏用・人気の犬カートクッションまでわかりやすく紹介|PETTENA
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「愛犬がすぐクッションをボロボロにしてしまう」「夏でも快適にカート移動したい」――そんなお悩みを抱える飼い主さんへ。本記事では犬用クッションの必要性、選び方やクッションを掘る理由も交えて、ワンちゃんがもっと快適に過ごせるクッション選びをお手伝いします。
なぜ犬にクッションが必要なの?
体圧分散と関節サポートで愛犬の体を守る
硬い床の上で長時間過ごすことは、犬の関節に思わぬ負担をかけています。特に大型犬や体重の重い犬種の場合、体圧が一点に集中することで、関節炎やひじ・ひざの痛みの原因になることもあります。
犬用クッションは体圧を分散させて関節への負担を軽減できます。高品質なオーソペディックドッグベッドは、犬の体形に合わせて体重を均等に分散し、腰や関節を優しくサポートします。シニア犬や関節が弱い犬にとっては、寝姿勢の改善にもつながります。
安心できる「自分の巣」効果でストレス軽減
犬はそもそも、巣穴で生活していた動物。囲まれた空間や柔らかい素材に包まれることで、本能的な安心感を得られる生き物なんです。
犬用クッションは、ただの寝具ではなく「自分のテリトリー」としての心理的効果も大きいものです。適度なくぼみがあるデザインや、縁が少し高くなっているタイプを選べば、より包み込まれるような安心感を与えられます。
お出かけや来客など環境の変化が多い時期にも、お気に入りのクッションがあることで、ストレスを軽減できるケースもあります。
クッション選び4つの重要ポイント
サイズ&形状|早見表付き
犬用クッション選びで最も重要なのが「愛犬の寝相に合った形状」と「余裕のあるサイズ」なんです。
犬種別おすすめサイズ早見表
超小型犬 | 直径40-50cmの丸型 |
小型犬 | 50×70cm前後の長方形 |
中型犬 | 70×90cmの長方形 |
大型犬 | 90×120cm以上の特大サイズ |
また、横向きに伸びて寝る子には体全体が収まる長方形タイプ、丸まって寝る子には縁が高めのボウル型がおすすめです。特に関節が弱いシニア犬には、起き上がりやすい低めの縁のデザインを選ぶのがポイントです。
素材とお手入れ|洗える・速乾・抗菌機能
撥水加工されたポリエステル素材は、汚れを拭き取りやすく、お手入れが簡単。完全防水タイプなら、お漏らしの心配もありません。
特にアレルギー体質の犬には、ダニ対策済みの医療用グレード素材がおすすめ。カバーが取り外し可能なタイプを選べば、洗濯頻度も調整できますよ。
季節別|夏用ひんやり vs 冬用あったか
夏におすすめのひんやり素材
・冷却ジェル内蔵タイプ:体熱を吸収してひんやり持続
・メッシュ生地:通気性抜群でムレ防止
・アルミプレート仕様:触れた瞬間から冷涼感
冬に活躍する保温素材
・ファーライニング:天然の保温効果
・ヒートテックタイプ:犬の体温で温かく
・防寒カバー付き:簡単に季節対応
季節ごとに買い替えるのは大変だと感じる方は、両面使える夏冬兼用タイプや、カバーだけ交換できるシステムが便利です。
耐久性と安全性|破れない&誤飲防止設計
子犬期や噛み癖のある犬には、耐久性が必須条件です。
軍用規格のコーデュラ生地や、耐裂性に優れたオックスフォード素材は、爪とぎや噛みつきにも強いのが特長。縫い目が二重になっている「ダブルステッチ」仕様なら、より長持ちします。
また、噛みつき防止スプレーを併用したり、別途噛むおもちゃを用意するなどの対策も効果的です。
誤飲事故を防ぐためには、小さな装飾が少ないシンプルなデザインを選びましょう。中綿が飛び出ないよう、内部が多層構造になっている商品も安全性が高いです。
人気の犬クッション5選
接触冷感夏用クッション
おすすめポイント
・1つで夏も冬もOK!A面は接触冷感、B面はやわらか綿素材。
・取り外して洗える。表面は吸水速乾。
・10cmの厚底×3層クッションが振動を軽減。
・保冷剤ポケット付きでさらに涼しい。
PETTENA 接触冷感リバーシブルクッション
¥8,599
¥8,599
高級感あふれる3点クッションセット

おすすめポイント
・両面使用可能。季節によってA面とB面を切り替える。
・枕付きの3点セットで、快適さをさらにアップ。
・座面は管状構造デザインで、下顎と関節を守る。
PETTENA ダイヤ柄ッション3点セット
¥8,999
¥8,999
可愛い花柄犬クッション

PETTENA 可愛くてふわふわクッションセット
¥9,099
¥9,099
ドライブベッド併用犬クッション

おすすめポイント
・家に居る時/ドライブ時/手提げ一つで十分。
・4面のスーパーソフトプロテクション
・両面使用可能。季節によってA面とB面を切り替える。
PETTENA ペット用ドライブクッション
¥7,499
¥7,499
ふわふわ丸型ペットベッド

おすすめポイント
・4CMのシャギー製長毛素材で、ぽかぽかで肌ざわりいい。
・丸型で、体を包み込めて安心感がある。
・手洗いや洗濯機で丸く洗える。
PETTENA ふわふわペットベッド
¥2,999
¥2,999
ペットカート用クッション徹底解説
そもそもマットだけで十分?クッションの役割
適度な厚みのあるクッションは、道の凹凸による振動を和らげ、愛犬の体への負担を軽減。長時間の移動でも疲れにくくなります。特にあごのせクッションを併用すれば、首の位置が安定して、より快適な姿勢を保てるようになります。
自宅で慣れ親しんだクッションをカートに装着すれば、見知らぬ場所でも安心感を与えられます。特に神経質な子ほど、匂いや感触が変わるとストレスを感じるものです。いつものクッションがあれば、移動中の落ち着き方が全く違います。
吸湿性に優れた素材を選べば、夏場のムレ対策になるだけでなく、撥水加工されたカバーならお漏らしやよだれからカート本体を守れます。クッションだけを取り外して洗えるので、カート全体を洗う手間も省けます。
クッション3点セットで得られる安心感
ベースクッション:体全体を支えるメインのクッション
高密度の低反発ウレタンを使用したベースクッションは、愛犬の体重を均等に分散。道路の振動を吸収し、腰や関節への負担を軽減します。特にシニア犬や関節が弱い犬にとって、適度な厚みのあるベースクッションは必須アイテムです。
あごのせクッション:首の負担を軽減
移動中の首のふらつきは、犬のストレスや疲労の大きな原因です。専用のあごのせクッションを使えば、首が自然な位置に固定され、リラックスした姿勢を保てます。
枕:頭部サポートでぐっすり睡眠
枕を追加することで、頭部が安定し、移動中でも深い眠りが可能に。特に長時間の移動や旅行時には、枕があることで愛犬の疲労度が大きく変わります。
クッションを掘る・腰を振る原因と対策
掘る=巣作り本能?疲労・ストレスケア方法
愛犬がクッションを掘る仕草には、野生時代の名残である「巣作り本能」が関係しています。特に就寝前によく見られるこの行動は、犬にとって自然な行動パターンです。
クッションを掘りすぎて爪が割れてしまった子もありますので、専用の掘り掘りマットを別途用意するのがおすすめです。
腰を振る=マウンティング?
クッションに対して腰を振る行動は、性的興奮やストレス、支配欲求など様々な要因が考えられます。
未避妊・未去勢の場合はホルモンの影響が強く、手術後2-3ヶ月で行動が軽減されるケースが多いものの、完全に消えるとは限りません。対策としては「行動開始時に『オスワリ』などの代替コマンドを与える」「成功したらすぐに褒めてご褒美を与える」といったしつけが有効です。
また、ストレスが原因の場合は、十分な運動や知育玩具での欲求発散、クッションの素材変更や配置の見直しも効果的です。特に成犬期以降にこの行動が習慣化している場合、完全に止めるには時間がかかることもあるため、根気強く対応することが大切です。気になる場合は動物行動学の専門家に相談するのもおすすめです。
犬のクッションに関するよくある質問
Q:犬がクッションをほりほりするのはなぜですか?
犬がクッションや布団を「ほりほり」するのは、寝る前に安心できる場所を整える習性です。決してストレスとは限らず、リラックスのサインであることも。もし激しく掘りすぎたり、噛んだり破いたりするようであれば、ストレスや退屈のサインかもしれません。その場合は、おもちゃやお散歩時間を増やしてあげるといいです。
Q:犬がクッションで腰を振るのはどうして?
犬がクッションやぬいぐるみに腰を振るのは、性的な本能だけでなく、興奮やストレス、遊びの延長として行っていることも多いです。よく見られる行動ですが、頻度が高い場合は刺激が強すぎたり、退屈している可能性もあります。
Q:犬が床で寝るのは痛くないの?クッションは必要?
A. 床の硬さは犬の関節に負担をかけることもあり、特にシニア犬や小型犬には注意が必要です。ふかふかすぎない、適度な厚みと通気性のあるクッションを用意してあげると、より快適に、ぐっすり眠れます。「クッション=ぜいたく品」ではなく、愛犬の健康を守る大切なアイテムなんです。
まとめ
愛犬のクッション選びで迷ったら「サイズ・素材・季節性・安全性」の4ポイントをチェック!カート移動には3点セットで振動を軽減し、おうちでは慣れ親しんだクッションで安心感を。撥水カバーでお手入れ簡単、掘る行動には専用マットを用意するのがおすすめです。今日からできる「週1回のクッション回転」で清潔を保ち、愛犬の快適ライフをサポートしましょう!