犬同士が仲良しのサイン10選!仲が悪い犬の行動と仲良くさせる方法も解説|PETTENA
犬同士が仲良しのサイン10選!仲が悪い犬の行動と仲良くさせる方法も解説|PETTENA
愛犬が他の犬と仲良く遊べず悩んでいませんか?実は犬同士には独特の仲良しサインがあるんです。この記事では、犬の友好サイン10選から仲が悪い時の行動、仲良くさせるコツまでを徹底解説します。愛犬の犬友達作りをサポートするために、ぜひ参考にしてくださいね。

犬同士が仲良しのサイン10選

愛犬が他の犬と仲良く遊んでいる姿を見るのは、飼い主さんにとって何よりの喜びですよね。でも、犬同士のコミュニケーションには独特のルールがあり、人間とは違うサインで感情を伝え合っています。

顔を舐め合う

子犬が母犬に甘える時の行動の名残で、友好的な気持ちの表れです。特に口周りを舐め合うのは「あなたに敵意はありません」というサインです。

ただし、一方的に舐め続ける場合はストレスの可能性もあるので、様子を見てあげましょう。

お尻の匂いを嗅ぎ合う

人間にはちょっと不思議な行動ですが、これは犬にとっての「握手」のようなものです。肛門腺の匂いでお互いの情報を交換し、仲良くなる第一歩です。お互いがリラックスしている状態で行っているなら問題ありません。

遊びの誘い

前足を折り曲げてお尻を上げる姿勢は、遊びに誘う犬の典型的なサインです。このポーズを見せ合いながらじゃれ合っているなら、お互いに楽しい時間を過ごしている証拠ですね。

じゃれ合う

軽く噛み合ったり追いかけっこをしたりするのは、犬同士の健全な遊びです。犬の社交術の一環で、お互いの力加減を学ぶ機会にもなります。ただし、一方が嫌がっていないかは常にチェックしましょう。

一緒に走る・散歩する

並んで走ったり、自然と歩調を合わせて散歩できるのは、お互いを認め合っているサインです。犬同士のソーシャルウォークは絆を深めるのに最適な方法の一つです。

一緒に寝る

犬にとって寝る時は最も無防備な状態です。安心できる相手でなければ一緒に寝ることはありません。お互いの距離が近く、リラックスした体勢で寝ているなら、かなり信頼関係が築けていると言えます。

一緒に食事OK

犬は本来、食事中は警戒心が強くなるもの。近くで他の犬がいても平気で食べられるなら、その相手を特別な存在と認めている証拠です。ただし、初対面の犬同士で無理に行うのはダメです。

玄関で一緒にお迎え

飼い主が帰宅した時、犬友達と一緒に歓迎してくれるのは、家を共有する意識があるからです。同居犬でなくても、頻繁に会う仲良しの犬同士に見られる行動です。

リラックスした体勢

お互いの側で腹を見せたり、くつろいだ姿勢でいるのは安心感の表れです。耳が後ろに倒れ、口元が緩んでいるのもリラックスのサインです。

飼い主より相手の犬に興味

普段は飼い主さん一筋のワンちゃんが、特定の犬と会うとそちらに夢中になる…それはまさに「犬友達」ができた証拠です。犬同士の良好な関係は、社会化にも大いに役立ちます。

仲良くなるまでに飼い主ができる7つの工夫

犬同士の相性にもよりますが、飼い主さんの接し方で関係性を良くすることも可能です。以下のポイントを押さえて、愛犬の犬友達作りをサポートしてあげましょう。
柴犬遊び

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初対面は距離を取る

犬同士の初対面は、いきなり近づけずに十分な距離を保ちましょう。お互いの存在を認識させ、少しずつ距離を縮めるのがコツです。公園などでは1.8m以上の間隔からスタートするのが理想的です。

焦らない

犬のペースに合わせることが大切です。「早く仲良くさせなきゃ」と焦ると、犬に緊張が伝わって逆効果です。特にシャイな犬の場合は、数回会ってようやく打ち解けることもあります。

リードをたるませる

リードがピンと張っていると、犬は緊張やストレスを感じやすくなります。余裕を持たせることで、逃げられるという安心感を与え、落ち着いて相手と接することができます。

無理に近づけない

お互いの犬が興味を示さない場合、無理に近づけようとするのはダメです。犬の自主性を尊重し、自然な関わりを待ちましょう。嫌がる犬を強制的に近づけると、トラウマになることもあります。

相手の飼い主に声かけ

まずは飼い主同士が良好な関係を築くことも大切です。愛犬の性格や好みを事前に伝え合うことで、より安全で楽しい交流ができます。「うちの子、まだ他の犬に慣れてなくて…」など、率直に伝えるのがおすすめです。

短い時間からスタート

最初は5分程度の短い時間から始め、少しずつ時間を延ばしていきましょう。特に子犬や老犬は疲れやすいので、適度なところで切り上げる配慮が必要です。

ポジティブな声かけ

「いい子だね」「仲良くできて偉いね」など、明るい声かけで犬を安心させましょう。飼い主の穏やかな声は、犬にとっての安全の合図になります。ただし、過剰な声かけは逆に興奮させるので注意です。

注意したい犬同士のNGサイン

犬同士仲良い

唸る

低くうなるのは明確な警告サインです。「これ以上近づくな」という意思表示なので、無視して近づけると咬傷事故につながる可能性があります。

歯をむき出す

歯茎が見えるほど口を引き上げるのは、強い不快感の表れです。次の攻撃に移る前の最終警告と捉え、すぐに介入が必要です。

急に固まる

遊んでいたのに突然動きを止め、硬直するのは緊張が高まっている証拠です。次の行動に移る前の、危険な状態です。

逃げる

相手から距離を取ろうとするのは、ストレスを感じているサインです。嫌がっているのに追いかけないのが犬同士の基本ルールです。

名前呼びかけに無反応

普段は反応する名前呼びかけに応じないのは、過度の緊張や興奮状態にある可能性があります。飼い主のコントロールが効かない状態は危険です。

これらのサインが見られたら、無理に続けずに一旦その場を離れましょう。犬同士の相性は人間同様に合う合わないがあります。すべての犬と仲良くする必要はないというスタンスも大切です。

年齢・犬種による付き合い方のコツ

犬同士仲良く遊ぶ

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子犬は遊びすぎ注意

子犬期(生後3週~12ヶ月頃)は社会化のゴールデン期と呼ばれ、さまざまな犬や人と接することが大切な時期です。しかし、子犬はまだ体力やコミュニケーションスキルが未熟なため、遊びすぎには注意が必要です。

🐶1回の遊びは15~20分を目安に
🐶興奮しすぎた場合はクールダウンタイムを
🐶成犬から犬同士のルールを学ぶ機会にも
🐶週2~3回の適度な交流が理想的

子犬の社会化では、楽しい経験を積ませることが何より重要です。無理強いせず、愛犬が楽しんでいるか常に観察しましょう。疲れている様子が見られたら、すぐに休ませてあげてくださいね。

シニア犬は無理させない

7歳を過ぎたシニア犬は、体力や感覚機能の衰えに配慮した交流が必要です。

🐶若い犬との激しい遊びは控える
🐶短時間(10分程度)の穏やかな交流から
🐶同じくらいの年齢の犬とのんびり過ごすのもおすすめ
🐶関節に負担のかからない平坦な場所で
🐶暑さ寒さに敏感なので季節にも配慮

老犬ケアでは、ストレスをかけずに適度な刺激を与えることがポイントです。愛犬の体調や気分を見ながら、無理のない範囲で交流させてあげましょう。

小型犬と大型犬の相性ポイント

サイズの違う犬同士の交流では、特に注意が必要です。

小型犬飼い主さん向けのポイント
🐶大型犬に踏まれないよう十分なスペースを
🐶抱き上げすぎると逆に興味を引きやすい
🐶恐怖心を与えないよう落ち着いた態度で
大型犬飼い主さん向けのポイント
🐶小型犬を見下ろさないよう座らせる
🐶急な動きで驚かせない
🐶遊ぶ時は特に力加減に注意

犬のボディランゲージをよく観察し、お互いがリラックスしているか確認しながら交流させましょう。最初はリードをつけた状態で、徐々に距離を縮めていくのが安全です。

犬同士が仲良くなったら一緒にできること

チワワたち仲良い

散歩で絆を深めるソーシャルウォーク

仲良し犬同士で並んで歩くソーシャルウォークは、犬の社会性を育む絶好の機会です。お互いのペースを感じながら歩くことで、共同作業の喜びを学びます。

理想的なのは1~2mの適度な距離を保つことです。リードが絡まないよう注意しながら、ゆっくりと歩きましょう。

特に注意したいのがマーキング行動です。お互いの排泄物に近づけないよう配慮し、マナーを守ることが大切です。

散歩コースは平坦で安全な場所を選び、お互いがリラックスできる環境を作ってあげてください。最初は短時間から始め、徐々に時間を延ばしていくのがコツです。

おもちゃを使った楽しい遊びタイム

仲良し犬同士なら、おもちゃを使った遊びも楽しめます。おすすめはロープトイなど、一緒に使えるタイプのおもちゃです。取り合いにならないよう、同じおもちゃを2つ準備しておくと安心です。

遊びの最中は、おもちゃの独占を許さないよう注意しましょう。どちらか一方がずっとおもちゃを占有していると、トラブルの原因になります。遊び終わったらきちんと片づける習慣もつけておくと良いですね。

犬同士の遊びにはルールが必要です。飼い主さんが適度に介入しながら、公平に遊べる環境を整えてあげましょう。

ドッグランでのびのび遊ぼう

ノーリードで遊べるドッグランは、仲良し犬同士にとって最高の遊び場です。ただし、利用前には必ず愛犬の健康状態を確認しましょう。体調が優れない時は無理をさせないことが大切です。

初めてのドッグランでは、最初は5~10分程度の短時間から慣らしていきます。混雑する時間帯を避け、他の犬がいない時間を選ぶのもおすすめです。水飲み場の位置を事前に確認しておくと、こまめに水分補給させられます。

ドッグランマナーを守り、周りの犬や飼い主さんにも配慮しながら、安全に楽しみましょう。

一緒にお昼寝する安心時間

信頼関係が築けた証として、仲良し犬同士が一緒にお昼寝する姿はほほえましいものです。それぞれの寝床を準備し、適度な距離を保ちながら寝かせてあげましょう。

静かで落ち着ける環境を整えることが大切です。無理に近づけず、自然な流れで寝るのを待つのがポイントです。犬の睡眠の質を考慮し、ぐっすり休める環境を作ってあげてください。

特に子犬や老犬は、十分な休息が必要です。お互いのペースを尊重しながら、安心できる空間を提供しましょう。

飼い主を迎える嬉しいホームカミング

飼い主さんの帰宅を一緒に出迎えてくれるのは、犬同士の絆が深まった証拠です。この時、飛びつきなど過度な興奮を抑えるよう、落ち着いて挨拶するようにしつけましょう。

順番を決めて、冷静に挨拶させるのが理想的です。ご褒美をあげる時は平等に与え、片方だけを特別扱いしないように注意。

犬のしつけの一環として、お出迎えのマナーも教えておくと良いですね。毎日の習慣にすることで、犬同士の協調性も育まれます。

トラブル防止!飼い主が知っておきたいマナー

他の犬に勝手におやつNG

どんなに仲の良い犬同士でも、相手の犬に勝手におやつをあげるのは絶対にやめましょう。

現代の犬たちは人間と同じように、食物アレルギーや食事制限を持っていることが少なくありません。知らずに与えたおやつが重大な健康被害を引き起こす可能性もあります。

また、おやつをめぐって犬同士の争いが起きるケースも多いものです。せっかくの仲良し関係が壊れてしまうこともあります。

もしおやつをあげたい場合には、必ず相手の飼い主さんに確認をとり、適切なものを適量だけ与えるようにしてください。犬の食の安全は何よりも優先すべき事項です。

撮影は相手の許可を

可愛い犬同士の写真や動画を撮りたくなる気持ちはよくわかりますが、必ず相手の飼い主さんに許可を取るようにしましょう。

撮影の目的やSNSへの投稿の可否についても、事前にきちんと確認することが大切です。公共の場であっても、ペットの肖像権やプライバシーには配慮が必要です。撮影中に相手の犬が嫌がる素振りを見せたら、すぐに撮影を中止する寛容さも必要です。

最近ではペットの写真の扱いを巡るトラブルも増えていますので、お互いが気持ちよく撮影できる環境を作りましょう。

ノーリード禁止

ドッグランなど特別に許可された場所以外では、必ずリードをつけるようにしましょう。

ノーリードでの散歩は、突然の出来事に対応できない危険性があります。交通事故に遭うリスクや、他の犬や人に迷惑をかける可能性も高まります。

また、多くの自治体で条例によってリードの着用が義務付けられていることをご存知ですか?愛犬の安全を守るためだけでなく、地域社会の一員としての責任も果たす意味でも、リードの着用は飼い主の基本的なマナーです。

リードは単なる拘束具ではなく、愛犬を危険から守る命綱だということを常に心に留めておきましょう。

SNS投稿は相手の顔や名前配慮

仲良しショットを投稿する際は、以下の点に注意しましょう。

  • 名札が写り込まないよう角度を調整
  • 飼い主の顔が特定できないよう配慮
  • 住所が推測される背景は避ける
  • 否定的なキャプションは控える

楽しいはずのSNSがトラブルの原因にならないよう、常に相手の立場に立った投稿を心がけることが重要です。SNSリテラシーを高めることで、愛犬たちの楽しいひとときを安全に共有できるようになります。

まとめ

愛犬が他の犬と仲良くできるかどうかは、飼い主さんの適切なサポートが鍵です。仲良しサインを見極め、年齢や犬種に合わせた接し方を心がけましょう。おやつやSNS投稿などのマナーも忘れずに。犬同士の自然な交流を見守りながら、無理のない範囲で楽しい犬友達関係を育んであげてくださいね。愛犬の社会性を育むことで、より豊かな犬生を送らせてあげましょう。
PETTENA編集部

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