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愛犬と車で出かけるとき、「助手席に乗せても大丈夫?」「クレートやドライブボックスは必要?」「うちの子にはどの乗せ方が合う?」と迷うことはありませんか。
犬を車に乗せるときは、走行中に自由に動き回らないようにし、急ブレーキなどにも備えて安全なスペースを作ることが大切です。
ただし、適した方法はすべての犬で同じではありません。小型犬ならドライブベッド、中小型犬で到着後も一緒に移動するなら分離式ペットカート、中大型犬なら広く使えるドライブシートなど、愛犬の体格やお出かけスタイルによって選び方が変わります。
この記事では、犬を車に乗せるときの基本ルールから、愛犬に合った乗せ方の選び方、助手席・後部座席での注意点、車酔いや長距離ドライブ対策まで詳しく紹介します。
【早見表】愛犬に合う車の乗せ方は?
「結局、うちの子はどう乗せればいい?」という方は、まず愛犬の体格と普段のお出かけスタイルから候補を絞ってみましょう。
| 愛犬・お出かけスタイル | おすすめの方法 | こんな場合に |
|---|---|---|
| 小型犬 | ドライブベッド・ドライブボックス | 車内で落ち着いて休める場所を作りたい |
| 中小型犬 | 分離式ペットカート | 車で出かけ、到着後もカートで移動することが多い |
| 子犬・車に慣れていない犬 | クレート・キャリー | 周囲の刺激を抑え、限られたスペースで過ごさせたい |
| 中大型犬 | ワイドタイプのドライブシート | 後部座席にゆったりしたスペースを作りたい |
| 大型犬 | クレート・車載用ハーネス | 体格に合わせて安全に固定したい |
| シニア犬 | 横になれるスペース+乗降サポート | 長時間の姿勢や乗り降りの負担にも配慮したい |
大切なのは、「小型犬だから必ずドライブボックス」のように体格だけで決めないことです。
車内でどう過ごしてほしいか、目的地に着いたあとどう移動するかまで考えると、自分たちに合った方法を選びやすくなります。
犬を車に乗せるときに知っておきたい3つの基本ルール

画像出典:@twinkle_wink11
1.犬を車内で自由に動き回らせない
愛犬を膝の上に乗せたり、後部座席を自由に歩かせたりするのは避けましょう。
急ブレーキや衝突時に体が投げ出される可能性があるだけでなく、運転席付近まで移動すると、ハンドル操作や視界を妨げる原因にもなります。
クレート、ドライブボックス、ドライブベッド、車載用ハーネスなどを利用し、走行中に愛犬が安全に過ごせる場所を決めておくことが基本です。
2.基本は後部座席に安全なスペースを作る
愛犬を乗せる場所としては、基本的に後部座席が使いやすいでしょう。
助手席は飼い主の近くで過ごせる一方、犬の動きが運転に影響する可能性があり、事故時にはエアバッグによる危険も考えられます。
特別な理由がなければ、後部座席に愛犬専用のスペースを作り、使用する車載用品の説明に従って適切に固定しましょう。
3.犬だけでなく「車載用品そのもの」を固定する
意外と見落としやすいのが、ドライブボックスやクレートそのものの固定です。
愛犬が中に入っていても、本体が座席に置かれているだけでは、急ブレーキ時に大きく動く可能性があります。
- 車のシートに固定できるか
- 愛犬の飛び出しを防止できるか
- 愛犬の体格に合ったサイズか
- 車内で安定して設置できるか
【小型犬】車内でくつろげるドライブベッド・ドライブボックス
小型犬とのドライブでは、クレートのほかにドライブベッドやドライブボックスという選択肢があります。
囲まれたスペースの中で、伏せたり、体を預けたり、あごを乗せたりしやすいため、車内を単なる「移動する場所」ではなく、愛犬が休める場所として整えたい家庭に向いています。
小型犬用ドライブベッドを選ぶ4つのポイント
画像出典:@twinkle_wink11
| 車の座席に固定できるか
シートベルトなどを利用して、ベッドそのものを座席に固定できる構造か確認しましょう。
| 飛び出し防止対策があるか
走行中に犬が突然外へ出ないよう、内部にも飛び出し防止リードなどを備えていると使いやすくなります。
| 愛犬が自然な姿勢で休めるか
ドライブ中、犬がずっと座っているとは限りません。伏せたり、体を預けたり、あごを乗せたりできるスペースがあるかも確認しましょう。
| 日常的にお手入れしやすいか
抜け毛やよだれ、泥汚れなどが付くことを考えると、普段のお手入れのしやすさも大切です。
車でもおうちでも使えるPETTENA「NIDO」
小型犬とのドライブで、安全性だけでなく愛犬の居心地にもこだわりたい場合は、PETTENAの「NIDO」も選択肢です。
NIDOは、厚みのあるクッションと包み込むような立体的な縁が特徴。座って外を見るだけでなく、伏せたり、縁にあごを乗せたりと、移動中も愛犬が自分に合った姿勢を取りやすい設計です。
シートベルトを利用して車の座席に固定できるため、ドライブ中の愛犬専用スペースとして使えます。
さらに、車で使わないときはおうちでそのままペットベッドとして活用できるのもポイント。車専用のアイテムを増やしたくない方にも取り入れやすいでしょう。
車内にも馴染みやすい素材感とデザインなので、機能だけでなく車内のインテリアとの相性を重視したい方にもおすすめです。
- 小型犬に車内で落ち着いて休める場所を作りたい
- ドライブベッドにも寝心地を求めたい
- 車でも自宅でも使えるものを選びたい
- 車内に馴染むデザインや質感も重視したい
【中小型犬】車から降りたあとも使える「分離式ペットカート」

画像出典:@vivi_milk_ame
車内での過ごし方だけでなく、目的地に着いたあとの移動まで考えたい場合は、コットを取り外せる分離式ペットカートも便利な選択肢です。
分離式ペットカートの中には、取り外したキャリーコットをシートベルトで固定し、車内ではドライブボックスとして活用できるタイプがあります。
目的地に到着したら、コットを再びカートのフレームに取り付け、そのままペットカートとして移動できます。
「車内+目的地」で使えるのが分離式のメリット
たとえば、次のようなお出かけが多い家庭では特に便利です。
- 車でショッピングモールへ行く
- ドッグイベントへ参加する
- 観光地を長時間歩く
- 愛犬と車で旅行する
- シニア犬との外出が多い
- 多頭飼いで抱っこの移動が大変
一般的なドライブベッドの場合、目的地に着いたら愛犬を一度降ろし、必要に応じて別のペットカートやキャリーへ乗せ替える必要があります。
一方、分離式ペットカートなら、自宅 → 車内ではコット → 到着 → フレームに装着 → そのままお出かけという流れを作りやすくなります。
眠っている愛犬を何度も抱き上げたくないときや、荷物が多い旅行、長時間のお出かけでも便利です。
分離式ペットカートは愛犬のサイズに合わせて選ぶ
分離式ペットカートにはさまざまなサイズがあるため、車で使えることだけを理由に1つのモデルを選ぶ必要はありません。
まずは、愛犬が無理なく座ったり伏せたりできるコットサイズを確認しましょう。多頭飼いの場合は、2頭が一緒に入ったときにも十分なスペースがあるか確認することが大切です。
車移動が多い場合は、さらに次のポイントもチェックしておくと選びやすくなります。
- コットをシートベルトで固定できるか
- コットの着脱が簡単か
- コットを車内に置いても窮屈にならないか
- 折りたたんだフレームをトランクに収納しやすいか
PETTENAでは、愛犬の体格や多頭飼いなどに合わせて選べる複数サイズの分離式ペットカートを展開しています。
【中大型犬】後部座席を広く使えるドライブシート

中型犬・大型犬になると、小型犬向けのドライブボックスでは十分なスペースを確保できないことがあります。
大切なのは、愛犬が無理に体を丸めなくても、座ったり横になったりできるスペースを確保することです。
主な選択肢には、次のようなものがあります。
- 大型クレート
- 車載用ハーネス
- ワイドタイプのドライブシート
後部座席を広く使うならドライブシート
後部座席を愛犬のスペースとして広く使いたい場合は、PETTENAのドライブシートのようなワイドタイプも選択肢です。
小型犬向けのボックスタイプとは異なり、後部座席に広いスペースを作りやすいため、体格の大きな犬や横になって過ごしたい犬にも向いています。
大型クレートを車内に置くスペースがない場合にも比較しやすいでしょう。
ただし、車種や愛犬の体格によって必要な固定方法は異なります。購入前に製品サイズと使用方法を確認し、必要に応じて適切な車載用ハーネスなども組み合わせましょう。
クレート・ドライブベッド・ペットカート・ハーネス、結局どれがいい?
ここまで紹介した選択肢を、「何を重視したいか」で整理してみましょう。
→ クレート
囲まれた空間で過ごすことに慣れている犬や、周囲からの刺激を抑えたい場合に向いています。
→ ドライブベッド
伏せたり、あごを乗せたりして過ごせるスペースを作りたい場合に向いています。
→ 分離式ペットカート
車内ではコット、到着後はペットカートとして使えるため、車でのお出かけが多い家庭に便利です。
→ ワイドタイプのドライブシート
後部座席を広く使い、愛犬が横になれるスペースを確保したい場合に向いています。
→ 車載用ハーネス
犬の体格や車内スペースによってクレートの設置が難しい場合に検討できます。
犬を助手席に乗せても大丈夫?
「運転中も愛犬の様子を見たい」と、助手席に乗せたくなることもあるでしょう。
しかし、助手席では犬の動きが運転操作に影響する可能性があるほか、事故時にはエアバッグによる危険も考えられます。
特に、犬を膝の上に乗せたまま運転するのは避けましょう。
基本的には、後部座席に愛犬専用のスペースを作り、安全用品を適切に固定する方法がおすすめです。
犬を後部座席に乗せるときのポイント
後部座席だからといって、そのまま犬を座らせてよいわけではありません。
愛犬の体格や過ごし方に合わせて、次のような用品を使い分けましょう。
- クレート
- ドライブベッド・ドライブボックス
- 車載に対応した分離式ペットカートのコット
- ワイドタイプのドライブシート
- 車載用ハーネス
また、走行中に窓から顔や体を大きく出させるのも避けたほうが安心です。
飛来物が当たったり、犬が興奮して身を乗り出したりする可能性があります。
犬をトランク・ラゲッジスペースに乗せてもいい?
SUVやミニバンでは、ラゲッジスペースを大型犬のスペースとして使う場合もあります。
この場合も犬をそのまま自由に乗せるのではなく、車種やスペースに適したクレートなどを利用して、安全に過ごせる場所を確保しましょう。
荷物と一緒に乗せる場合は、急ブレーキなどで荷物が動き、犬にぶつからないよう配置にも注意が必要です。
子犬を初めて車に乗せるときは短時間から
子犬を初めて車に乗せる場合、最初から長距離ドライブをするのではなく、少しずつ車に慣らしていきましょう。
まずは停車した車内で過ごし、問題がなければ近所を短時間走るところから始めます。
車内で落ち着いて過ごせるようになってから、少しずつ距離を伸ばしていくとよいでしょう。
普段使っているブランケットなど、愛犬自身の匂いが付いたものを用意するのもひとつの方法です。
犬が車酔いするときのサインと対策
犬も人と同じように車酔いすることがあります。
ドライブ中に次のような変化が見られたら、安全な場所で一度休憩しましょう。
- よだれが増える
- あくびを繰り返す
- 落ち着きがなくなる
- 呼吸が荒くなる
- 嘔吐する
車酔いしやすい犬の場合は、いきなり長距離を走らず、短いドライブから少しずつ慣らしていきます。
症状を繰り返したり、強い吐き気が見られたりする場合は、獣医師に相談してください。
犬との長距離ドライブではこまめな休憩を
旅行や帰省などで長時間車に乗る場合は、人と同じように犬にも休憩が必要です。
安全な場所で定期的に車を停め、次のような時間を作りましょう。
- 水分補給
- 排泄
- 軽い散歩
- 愛犬の体調確認
サービスエリアやパーキングエリアの中にはドッグランを備えているところもあるため、長距離旅行では事前に休憩地点を確認しておくと便利です。
夏の車内は特に温度管理に注意
夏場の車内は短時間でも急激に温度が上昇するため、特に注意が必要です。
エアコンを使用していても、日差しの方向や座席の位置によって愛犬のいる場所が暑くなっていることがあります。
愛犬がいる位置の温度や様子をこまめに確認し、短時間でも犬だけを車内に残して離れないようにしましょう。
シニア犬は乗り降りの負担にも配慮
シニア犬の場合は、走行中だけでなく車への乗り降りにも注意しましょう。
特に車高の高いSUVやミニバンでは、何度も飛び乗ったり飛び降りたりすることが足腰の負担になる場合があります。
必要に応じてスロープやステップを利用し、車内には横になって休めるスペースを確保してあげましょう。
分離式ペットカートを利用している場合は、目的地に着いてからカートへ乗せ替える回数を減らせることも、シニア犬とのお出かけではメリットになります。
犬とのドライブに用意しておきたい便利グッズ
愛犬を安全に乗せるための用品に加えて、次のようなものを車に用意しておくと便利です。
- 水・携帯用ウォーターボトル
- トイレシート
- うんち袋
- タオル
- ウェットティッシュ
- リード・予備リード
- 普段使っているブランケット
- 汚れたものを入れる袋
愛犬とのドライブが多い場合は、毎回準備するのではなく「ドライブセット」としてまとめて車に置いておくのもおすすめです。
まだ迷っている方へ|目的別に選ぶなら
犬を車に乗せるときのよくある質問
犬を車に乗せるとき、一番安全なのはどこ?
基本的には、運転を妨げにくい後部座席に、愛犬の体格に合ったクレートやドライブ用品を適切に固定して乗せる方法が考えやすいでしょう。
ただし、車種や愛犬の体格によって適した方法は異なるため、使用する車載用品の説明も確認してください。
犬を助手席に乗せるのは違反?
犬を助手席に乗せること自体が一律に禁止されているわけではありません。
ただし、犬によって運転者の視界や操作が妨げられる状態は避ける必要があります。安全面からも、基本的には後部座席に専用スペースを作ることをおすすめします。
犬を抱っこして車に乗ってもいい?
運転者が犬を抱っこした状態で運転するのは危険です。
同乗者が抱っこする場合でも、急ブレーキや事故時には犬を十分に支えられない可能性があります。
クレートやドライブボックスなど、適切に固定できる方法を選びましょう。
小型犬はクレートとドライブベッド、どちらがおすすめ?
囲まれた空間で過ごすことに慣れている犬や、周囲からの刺激を抑えたい場合はクレートが選択肢になります。
一方、車内でもベッドのように伏せたり、あごを乗せたりして過ごしてほしい場合は、ドライブベッドが使いやすいでしょう。
どちらを選ぶ場合も、車への固定方法と飛び出し防止対策を確認することが大切です。
ペットカートを車で使うことはできる?
コットを取り外せる分離式ペットカートの中には、取り外したコットをシートベルトで固定し、車内用のドライブボックスとして活用できるタイプがあります。
すべてのペットカートが車載用途に対応しているわけではないため、必ず各製品の使用方法を確認してください。
大型犬はどうやって車に乗せる?
車内に十分なスペースがある場合は大型クレート、設置が難しい場合はワイドタイプのドライブシートや車載用ハーネスなどが選択肢になります。
愛犬が無理なく座ったり横になったりできるスペースを確保したうえで、安全に固定しましょう。
愛犬の体格とお出かけスタイルに合った乗せ方を選ぼう
犬を車に乗せるときは、ただ後部座席に乗せるのではなく、愛犬が安全に過ごせる専用スペースを作り、適切に固定することが大切です。
そして、最適な方法は愛犬の体格だけでは決まりません。
小型犬で車内の居心地を重視するならドライブベッド、車で出かけたあともカートで移動することが多い中小型犬なら分離式ペットカート、中大型犬なら広く使えるドライブシートなど、「車の中でどう過ごすか」と「到着後にどう過ごすか」の両方から考えてみましょう。
愛犬とのお出かけ方に合った車内環境を整えて、毎回のドライブをもっと安心で快適な時間にしていきましょう。

































