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犬は海に入っても大丈夫?海水浴の注意点&必要な準備を徹底解説|PETTENA
「愛犬と海水浴を楽しみたいけど、大丈夫かな?」と悩む飼い主さんへ。実は、犬も海で遊べます!ただし、準備と注意点が必要です。この記事では、愛犬と安全に海を満喫するためのポイントを徹底解説します。
犬と海水浴に行く前の準備
犬連れでの海水浴は、人間だけの場合とは違った準備が必要です。ここでは、犬と海水浴に行く前にチェックしておきたいポイントを、わかりやすくご紹介します。

折りたたみ分離型ペットカート
🐶耐荷重20kg 小型犬・中型犬や2頭飼いにも対応
🐶分離式キャリー 車移動時も安全に使える設計
🐶簡単折りたたみ 片手でスムーズに収納、持ち運びラクラク
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犬連れOKのビーチ選び
犬と行けるビーチの探し方
最近は「ドッグビーチ」や「ペット可ビーチ」として、犬と一緒に楽しめる海が増えています。インターネットで「犬連れ 海水浴 〇〇(地域名)」と検索すると、近くのドッグフレンドリーなビーチが見つかります。また、SNSや口コミサイトで他の飼い主さんの体験談を参考にするのもおすすめです。
波の高さや砂の質のチェック
犬の安全を考えると、波が穏やかで浅瀬が広いビーチが理想的です。特に小型犬や泳ぎが苦手な犬の場合、波が高いと危険な場合もあります。
また、砂の質もチェックしましょう。細かい砂だと犬の足に優しいですが、貝殻や石が多いと肉球を傷つける可能性があるので注意が必要です。
設備の確認
犬と一緒に海水浴をする際は、設備面も確認しておきましょう。
シャワーがあると、海水や砂を洗い流せるので便利です。
また、日陰があるかどうかも重要です。犬は人間よりも暑さに弱いので、休憩できる日陰があると安心です。
駐車場が近くにあるかどうかも、荷物が多い場合はチェックしておきたいポイントです。
持ち物チェックリスト
必須アイテム
リード:海辺では他の人や犬とのトラブルを避けるため、リードは必須です。長めのリードを持参すると、犬が自由に動き回れるのでおすすめです。
タオル:海水浴後は、体をしっかり拭いてあげましょう。特に耳の中に水が入らないように注意が必要です。
飲み水:海水を飲むと体調を崩す可能性があるので、必ず新鮮な水を持参してください。
フードやおやつ:遊んだ後はエネルギーを補給するため、フードやおやつを持っていきましょう。
あると便利なアイテム
クールベスト:暑さ対策として、クールベストを持ってくるのもおすすめです。水に濡らして着せることで、体温調節ができます。
防水マット:砂浜で休憩する際、防水マットがあると快適です。砂がつきにくく、犬もリラックスできます。
ライフジャケット:泳ぎが苦手な犬や、初めて海に行く犬にはライフジャケットがあると安心です。

犬の性格別・海遊び適性診断
水が好きな犬 vs. 苦手な犬の特徴
犬によって、水遊びが好きな子と苦手な子がいます。水が好きな犬は、プールや川で遊ぶのを楽しむ傾向があります。一方、水が苦手な犬は、水に近づくのを嫌がったり、びくびくしたりするかもしれません。愛犬がどちらに当てはまるか、普段の様子を思い出してみてください。
初めての海水浴での様子のチェック方法
初めての海水浴では、まずは海の雰囲気に慣れさせることが大切です。
最初は砂浜で遊ばせ、少しずつ水に近づいてみましょう。犬が怖がっている場合は無理をせず、ゆっくりと慣らしてあげてください。
また、波の音や潮風にも驚くことがあるので、落ち着いて声をかけながら様子を見てあげましょう。
犬と海で遊ぶ際の注意点
愛犬と海で遊ぶのは楽しいですが、海には危険も潜んでいます。安全に楽しむために、飼い主さんがしっかりと注意点を把握しておくことが大切です。
海での危険から守るための基本ルール
熱中症・やけど対策
夏の海辺は日差しが強く、熱中症や肉球のやけどのリスクが高まります。以下の点に注意しましょう。
- 日陰で休憩する:直射日光を長時間浴び続けないよう、こまめに日陰で休ませてください。
- クールアイテムを活用する:クールベストや保冷剤を使うと、体温調節がしやすくなります。
- 砂の温度をチェックする:砂が熱くなっていると、肉球をやけどする可能性があります。手の甲で砂を触って熱さを確認し、必要なら靴を履かせましょう。
誤飲・拾い食い防止
海辺には、貝殻やゴミ、海藻など、犬が誤飲する危険なものがたくさんあります。
- 目を離さない:犬から目を離さず、拾い食いをしないように注意しましょう。
- おもちゃを持参する:拾い食いを防ぐため、犬が夢中になるおもちゃを持っていくと効果的です。
海水を飲ませすぎないように注意
海水を飲みすぎると、塩分過多で体調を崩すことがあります。
- こまめに新鮮な水を飲ませる:海水を飲まないよう、遊びながら定期的に水分補給をさせてください。
- 海水を飲んだ後の様子を観察する:下痢や嘔吐などの症状が出た場合は、すぐに動物病院に連絡しましょう。
犬の泳ぎ方の練習とサポート
初めて海に入る犬のためのステップ別練習法
初めて海に入る犬は、まずは海の雰囲気に慣れさせることが大切です。以下のステップで練習してみてください。
砂浜でリラックスさせる
まずは砂浜で遊ばせ、海の音や風に慣れさせます。リードをつけたまま、自由に探索させてあげましょう。
浅瀬で水に触れさせる
波打ち際で足を濡らす程度から始めます。犬が自分から水に近づくのを待ち、無理に引っ張らないようにしましょう。
少しずつ深い場所へ
浅瀬に慣れたら、徐々に深い場所へ進みます。飼い主さんが一緒に入り、犬が安心できるようにサポートしてあげてください。
泳ぎをサポートする
犬が泳ぎ始めたら、お腹を支えて浮力を補助してあげます。ライフジャケットを着用させると、より安心です。
水を怖がる犬の克服法
水を怖がる犬には、焦らずに少しずつ慣れさせることがポイントです。
おやつやおもちゃを使う
水に近づいたらおやつをあげるなど、ポジティブな体験を積み重ねます。
他の犬の様子を見せる
水遊びが好きな犬と一緒に行くと、怖がりな犬も安心することがあります。
無理強いしない
どうしても水を嫌がる場合は、無理に海に入れず、砂浜で遊ぶだけでも十分楽しめます。
海水浴中のトラブル対応
愛犬と海水浴を楽しんでいる最中に、思わぬトラブルが起こることもあります。そんなときに慌てないよう、事前に対応方法を把握しておくことが大切です。

犬が体調不良になったときの対応
熱中症のサインと応急処置
海辺は日差しが強く、熱中症のリスクが高まります。以下のサインに注意し、すぐに対処しましょう。
熱中症のサイン
- ぐったりしている
- 呼吸が荒い
- よだれが大量に出る
- ふらつく、または倒れる
- 応急処置
- 涼しい場所に移動する:日陰や車内のエアコン下など、涼しい場所に連れて行きます。
- 体を冷やす:水で濡らしたタオルで体を包んだり、保冷剤を脇や首元に当てたりして体温を下げます。
- 水分補給をする:犬が自分で水を飲める状態であれば、新鮮な水を少しずつ与えます。
- 動物病院に連絡する:症状が重い場合は、すぐに動物病院に連絡し、指示を仰ぎましょう。
海水を飲んでしまったときの症状と対策
海水を飲みすぎると、塩分過多で体調を崩すことがあります。
- 症状
- 下痢や嘔吐
- 元気がない
- 食欲不振
- 対策
- 新鮮な水を飲ませる:海水を薄めるため、こまめに新鮮な水を飲ませます。
- 様子を観察する:軽度の場合は安静にさせ、回復を待ちます。
- 動物病院に相談する:症状が続く場合や、犬がぐったりしている場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。

危険生物・離岸流への対策
クラゲ、ウニ、貝殻の危険
海には、犬にとって危険な生物や物がたくさんあります。
- クラゲ
危険性:クラゲに触れると、犬も刺されることがあります。
対策:クラゲが多くいる場所では遊ばせないようにし、刺された場合はすぐに海水で洗い流し、動物病院に連絡します。
- ウニ
危険性:ウニのトゲが足に刺さると、痛みや炎症を引き起こします。
対策:ウニがいる場所を避け、刺された場合は無理に抜かずに動物病院で処置を受けましょう。
- 貝殻
危険性:鋭い貝殻で肉球を切る可能性があります。
対策:貝殻が多い場所では犬用の靴を履かせるか、砂の状態を確認してから遊ばせましょう。
波や潮流による事故を防ぐ方法
海の波や潮流は、思わぬ事故を引き起こすことがあります。
- 離岸流に注意
危険性:離岸流は、岸から沖へと流れる強い潮流で、犬も巻き込まれることがあります。
対策:離岸流が発生しやすい場所を避け、犬から目を離さないようにします。もし流された場合は、無理に泳がせず、飼い主さんが助けを呼びましょう。
- 波による事故防止
危険性:大きな波にのまれると、犬がパニックを起こすことがあります。
対策:波が高い日は海に入れず、砂浜で遊ぶだけにしましょう。また、ライフジャケットを着用させることで、万が一の際にも安心です。

海での思い出を残す!写真撮影のコツ
愛犬と海で過ごす特別な瞬間を、素敵な写真に残したいですよね。でも、なかなか思い通りの写真が撮れないと悩む飼い主さんも多いはずです。ここでは、愛犬とビーチで映える写真を撮るためのコツをご紹介します。
逆光を避ける時間帯
海辺での撮影でよくある失敗が「逆光」です。逆光だと犬や背景が暗くなり、せっかくの景色が台無しにしてしまいました。以下のポイントを押さえて、光を味方につけましょう。
ゴールデンアワーを活用する
日の出直後や日没前の1時間は「ゴールデンアワー」と呼ばれ、柔らかい光が被写体を美しく照らします。この時間帯を狙うと、愛犬の毛並みや海の色がより鮮やかに写ります。
太陽を背にする
撮影する際は、太陽を自分の背中側に配置しましょう。これで逆光を避け、愛犬の表情や景色をくっきりと撮ることができます。
自然な表情を引き出すコツ
愛犬の自然な表情を引き出すには、リラックスさせることが大切です。以下の方法を試してみてください。
遊びながら撮る
ボールやおもちゃを使って遊びながら撮影すると、楽しそうな表情が引き出せます。カメラを構えながら、声をかけて笑顔を誘いましょう。
連写モードを使う
動き回る犬を撮るのは難しいですが、連写モードを使えばベストショットを逃しません。特に水遊び中のダイナミックな瞬間を捉えるのに役立ちます。
おやつを使う
カメラ目線を引きたいときは、おやつを持って「こっち見て!」と声をかけましょう。ただし、おやつに夢中になりすぎないよう、タイミングを見計らってくださいね。

水しぶきを活用したダイナミックな撮影
海ならではのダイナミックな写真を撮りたいなら、水しぶきを活用するのがおすすめです。
波打ち際で遊ばせる
愛犬を波打ち際で遊ばせ、波が来た瞬間を狙ってシャッターを切りましょう。水しぶきが跳ねる様子が、夏らしい躍動感を演出します。
低いアングルで撮る
カメラを低い位置に構えると、水しぶきや波がより迫力ある構図になります。愛犬の視線と同じ高さから撮ることで、臨場感たっぷりの写真に仕上がります。
スローシャッターで撮る
カメラの設定でシャッタースピードを遅くすると、水の動きを流れるように写すことができます。幻想的な雰囲気の写真が撮れます。
海水浴後のケア
愛犬と海水浴を楽しんだ後は、しっかりとケアをしてあげることが大切です。砂や海水が残っていると、皮膚トラブルや体調不良の原因になることもあります。
体をしっかり洗うポイント
砂や海水を落とす洗い方
海水浴後は、砂や塩分が体に残らないよう、丁寧に洗い流しましょう。
まずはシャワーや水道水で、砂や海水を大まかに流します。特に毛の密集している部分は、砂が残りやすいので注意しましょう。
海水の塩分や汚れを落とすため、犬用シャンプーを使って洗います。泡立てたシャンプーを優しくマッサージするように洗い、しっかりとすすぎましょう。
洗い終わったら、タオルでしっかりと水分を拭き取ります。特に長毛種の場合は、ドライヤーで乾かすとさらに安心です。
シャンプーの選び方
海水浴後のシャンプーは、以下のポイントを押さえて選びましょう。
低刺激のもの:皮膚がデリケートな犬には、無香料・無着色のシャンプーがおすすめです。
保湿効果のあるもの:海水で乾燥しがちな肌をケアするため、保湿成分が入ったシャンプーを選びましょう。
薬用シャンプー:皮膚トラブルが気になる場合は、獣医師に相談して薬用シャンプーを使うのも良いでしょう。
耳や肉球のケア
耳に水が入った場合の対処法
耳に水が入ると、外耳炎の原因になることがあります。以下の方法でケアしましょう。
- 耳を軽くふく
柔らかいタオルやコットンで、耳の入り口を軽くふきます。奥まで綿棒を入れるのは避けましょう。
- 耳を乾かす
自然に乾かすか、ドライヤーの冷風を遠くから当てて乾かします。
- 耳の状態をチェックする
耳を痒がる、臭いがするなどの症状がある場合は、動物病院に相談しましょう。
肉球の保湿ケア
海水や砂で肉球が乾燥しがちなので、保湿ケアをしてあげましょう。
- 汚れを落とす
肉球の間に砂が詰まっていることがあるので、水で洗い流します。
- 保湿クリームを塗る
犬用の肉球クリームやワセリンを塗り、乾燥を防ぎます。特に夏場は、日焼けによるダメージも考えられるので、こまめにケアしてあげてください。
犬の体調チェックリスト
海水浴後は、愛犬の体調をしっかりチェックしましょう。以下のサインに注意し、異常があれば早めに対処することが大切です。
目の充血、吐き気、元気がないなどのサイン
目の充血:海水や砂が目に入った可能性があります。目を痒がる場合は、動物病院に相談しましょう。
吐き気:海水を飲みすぎたことが原因かもしれません。水を飲ませて様子を見ますが、症状が続く場合は受診を。
元気がない:疲れや熱中症の可能性があります。涼しい場所で休ませ、水分補給をさせましょう。
すぐに動物病院へ行くべき症状
- 嘔吐や下痢が続く
- ぐったりしている、意識が朦朧としている
- 呼吸が異常に荒い
- 耳や皮膚の炎症がひどい
これらの症状が見られた場合は、すぐに動物病院に連絡し、適切な処置を受けましょう。

準備とケアをしっかりして海を楽しもう!
愛犬と海水浴を楽しむためには、事前準備とアフターケアが大切です。犬連れOKのビーチ選びや持ち物チェック、熱中症対策を万全に。遊びながら自然な写真を撮り、帰宅後は砂や海水をしっかり洗い流し、耳や肉球のケアを忘れずに。体調チェックも行い、安心して夏の思い出を作りましょう!