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ペットカートを探していると、必ず目に入ってくるのがエアバギーのドームシリーズ。高級感のあるデザインや走行性の良さから人気を集めていますが、「他ブランドに比べて価格が高いのは本当に価値があるの?」「サイズやモデルが多くてどれを選べばいいの?」と迷っている飼い主さんも少なくありません。
この記事では、エアバギーの各モデルの特徴やサイズの違い、ドーム2からドーム3への進化、さらにPETTENAやコンビといった他ブランドとの比較ポイントまでを整理しました。メリットだけでなくデメリットも含めて客観的に紹介するので、「自分と愛犬に合った一台はどれか」を判断する参考にしていただけます。
エアバギーとは?

@haru_mameshiba
エアバギーは、日本発のベビーカー・ペットカートブランドとして知られています。元々は海外ブランドの代理店からスタートしましたが、「日本の暮らしや道路環境に本当に合うカート」を目指して、2001年から独自の開発を続けてきました。
大きな特徴は、空気を入れたエアタイヤと3輪構造。これにより押し心地が軽く、段差やデコボコ道でも安定感があります。
日本では軽量・コンパクトなカートが一般的に選ばれやすい中、エアバギーはあえて「安全性と走行性」を優先した設計を展開。その高いクオリティから、芸能人やセレブの愛用者も多く、信頼されるブランドとして注目されています。
エアバギーのドームシリーズ展開と特徴
ドーム3 ラージ・レギュラー・スモールのサイズ比較
項目 | ラージ | レギュラー | スモール |
おすすめ犬種 | ![]() |
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耐荷重 | 20kg | 12kg | 10kg |
コット内寸 | 52 ×66 ×32 cm | 47.5×53.5×31 cm | 40 ×43 ×28 cm |
重量 | 12.2kg | 12.1kg | 10kg |
※重量=フレーム+アダプター+コット
人気カラーと選ばれる理由
アースグレー

楽天ショップのレビュー(2025年集計)の中で、男女問わず人気が高かったのがアースグレー。
シンプルで都会的な色合いは、パパママどちらが押しても違和感がなく「見た目もかっこよくて気に入った」という声が多数寄せられています。定番でありながら飽きが来にくく、ファッションやシーンを選ばず使える安心感が魅力です。
カカオ

特に女性ユーザーから支持を集めたのがカカオ。
レビューでは「カラーのお洒落な感じが気に入った」「可愛くて素敵な色合い」といった声が目立ちました。温かみのあるブラウン系は、落ち着きがありつつも華やかさを感じさせ、愛犬とのお出かけをよりおしゃれに演出してくれます。2025年レビューでも継続的に高評価を得ている注目カラーです。
アースブラック

シックで高級感のあるアースブラックは、男性から特に支持されているカラーです。
「ブラックで統一されていておしゃれ」「シックでかっこいい」といった感想が寄せられ、大人っぽくスタイリッシュに使いたい飼い主さんにぴったり。汚れが目立ちにくい点でも実用性が高く、長く愛用できるのが選ばれる理由です。
ドーム3 プレミアとドーム3の違い
ペットカート「ドーム3」には、スタンダードなドーム3と、上位モデルのドーム3プレミアがあります。どちらも走行性や安全性に優れていますが、ハンドル形状やタイヤ仕様などに違いがあり、使い勝手や価格にも差があります。
- ハンドルの形状
- ・ドーム3 プレミア:握りやすい四角いハンドル
- ・ドーム3:シンプルな丸いハンドル
- タイヤの種類
- ・ドーム3 プレミア:表面に凹凸のあるオフロードタイヤを採用。段差や砂利道でも安定した走行が可能。
- ・ドーム3:凹凸のないノーマルタイヤ。舗装路での利用が中心の方に適しています。
- スタンドロック機能
- ・ドーム3 プレミア:折りたたみ時のぐらつきを抑えるスタンドロック付き。保管や車載時に安定感があります。
- ・ドーム3:スタンドロックなし。
- 価格帯
- ・ドーム3 プレミア:81,400円(税込)〜
- ・ドーム3:72,600円(税込)〜
- おすすめな人
- ・ドーム3 プレミア:アウトドア利用も多く、安定感や快適性を重視する方
- ・ドーム3:舗装路中心・コストを抑えて使いたい方
ドーム2とドーム3の違い
エアバギーの人気モデル「ドーム」シリーズは、2021年にドーム3へとフルモデルチェンジしました。前モデルであるドーム2と比べると、使いやすさや快適性が大きく向上しています。
まず注目すべきはキャリー部分の開閉方式です。ドーム2は中央から両側に開く構造でしたが、ドーム3では片側が大きく180度開くオープンエアルーフを採用。これにより、ペットの出入りがよりスムーズになり、飼い主さんの操作性も高まりました。
さらに、室内空間が従来より広くなったことも大きな進化です。約20%拡張された内部スペースにより、多頭飼いや中〜大型犬でも快適に過ごせるようになっています。構造面でも安定感が増し、安全性の面でも改良が加えられました。
エアバギーのスペックと使用目安

@haru_mameshiba
各シリーズの耐荷重・適応犬種
項目 | FITT ウィズエックス | DOME3 スモール | DOME3 レギュラー | DOME3 ラージ | CUBE トゥインクル | CUBE ネストバイク | CUBE キャリッジ | CUBE エアクルーザー |
耐荷重 | 12kg | 10kg | 12kg | 20kg | 25kg | 45kg | 55kg | 80kg |
重量 | 8.3kg | 10kg | 12.1kg | 12.2kg | 9.4kg | 12.4kg | 15.2kg | 18kg |
価格 | ¥36,300 | ¥64,900 | ¥72,600 | ¥74,800 | ¥48,400 | ¥64,900 | ¥71,500 | ¥110,000 |
エアバギーのペットカートは何年くらい使える?
エアバギーのペットカートは、頑丈なアルミフレームを採用し、約10年使えることを想定して設計されています。もちろん使用頻度や保管環境によって寿命は変わりますが、定期的なメンテナンスを行うことで長く愛用できる点が特徴です。長期的に使えることで、買い替えの頻度が減り、環境負荷の軽減にもつながります。
また、本体フレームは2年間、コット部分は1年間の製品保証が付いており、安心して購入できるのもポイントです。さらに、基本フレームをそのまま活かしながら、コットだけを交換できる仕組みになっているため、ペットの成長にも柔軟に対応できます。
エアバギーとPETTENA、コンビの比較ポイント
項目 | AIRBUGGY DOME3 | PETTENA MILOU | COMEPET lulutail |
イメージ | ![]() |
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価格 | ¥74,800 | ¥39,999 | ¥ 65,780 |
色 | 16色 | 2色 | 3色 |
耐荷重 | 20kg | 25kg | 20kg |
自立機能 | 対応 | 対応 | 対応 |
折りたたみ機能 | フレームのみ対応可能、コットは不可 | コットを一緒にワンタッチで | フレームとコットが別々に折りたたみ可能 |
分離可能 | 対応 | 対応 | 対応 |
サイズ | 53.5×96×105cm | 36×60×104cm | 54.3×90×103.5cm |
コットのサイズ | 37×72×25cm | 35×60×25cm | 30×60×25cm |
重量 | 12.2kg | 8.5kg | 7.9kg |
保証期間 | コット1年間/フレーム2年間 | 18か月 | 12か月 |
URL | 公式サイトで見る | 公式サイトで見る | 公式サイトで見る |
ペットカート選びでは「価格・品質・デザイン・使い勝手」のバランスを見極めることが大切です。
エアバギーDOME3は同等の耐荷重モデルの中では価格帯がやや高めですが、エアタイヤによる快適な走行性や安全性、豊富なカラーバリエーションが評価され、デザイン性やブランドイメージを重視する飼い主さんに人気があります。
一方で、エアバギーはしっかりとした造りで重量感があるため、持ち運びや収納を優先する方にはやや不便に感じる場合もあります。PETTENAはその点、軽量設計や折りたたみ機能を備えており、都市部での移動や収納を重視するライフスタイルに適しています。コンビのペットカートは、ベビー用品ブランドならではのコンパクトさと機能性のバランスが魅力で、日常使いのしやすさを求める家庭に向いています。
このように、エアバギーは「高品質・デザイン性・走行性」、PETTENAは「軽量・収納性」、コンビは「コンパクトさと総合的な機能性」といった形で、それぞれ強みが異なります。飼い主さんのライフスタイルやペットの体格に合わせて比較することで、より自分に合った一台を見つけやすくなるでしょう。
エアバギーのペットカートに関するよくある質問

@haru_mameshiba
Q:新幹線に犬用のエアバギー ドーム3で乗車できますか?
Q:エアバギーは赤ちゃん用ベビーカーとペットカートを兼用できますか?
まとめ
エアバギーのペットカートは、デザイン性や走行性に優れ、長く使える点が魅力ですが、重量や価格の面では好みが分かれる部分もあります。本記事では、サイズやモデルごとの違い、他ブランドとの比較ポイントを紹介しました。大切なのは、ペットの体格やライフスタイルに合った一台を選ぶこと。ぜひ今回の内容を参考に、愛犬・愛猫との毎日を快適にしてくれるカートを見つけてください。