犬にキャリーバッグは本当に必要?選び方からおすすめ9選まで解説|PETTENA
犬のキャリーバッグ
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いつものお出かけで、愛犬をどうやって安全に連れて行くか、悩んでいませんか?「キャリーバッグって本当に必要なの?」「うちの子は歩くのが好きだから…」そう思っている飼い主さんも多いでしょう。

でも、ちょっと待ってください。そのキャリーバッグ、ただの便利アイテムだと思っていませんか?実は、愛犬の安全や快適さを守る“必須アイテム”かもしれません。今回は、犬用キャリーバッグの必要性から選び方、慣れさせ方まで詳しく解説します。これを読めば、愛犬とのお出かけがもっと安心で楽しい時間になるはずです。

犬にキャリーバッグは本当に必要?

キャリーバッグで犬と出かける

お出かけ:愛犬とのおでかけがぐっと楽しく、スマートに

カフェやショッピングなど、お出かけの際にキャリーバッグがあると、ずいぶんと便利ですよね。お店の中では抱っこも大変ですが、キャリーバッグに入っていれば、愛犬も落ち着いて過ごせますし、周りに気を遣うことも少なくなります。

また、混雑した場所でも、愛犬を踏んでしまわないかという心配が減り、飼い主さん自身もリラックスしてお出かけを楽しむことができます。

通院:ストレスフリーな動物病院デビューをサポート

動物病院は、他の犬の鳴き声や慣れない匂いなど、愛犬にとっては緊張の連続です。そんな時にキャリーバッグがあると、自分のテリトリーを確保できるので、落ち着いて待つことができます。

また、診察台の上でも、キャリーバッグごと乗せれば、急にビックリして飛び降りるような危険も防げます。

旅行:車や公共機関での移動も安心して楽しめる

車での移動中、キャリーバッグがあれば、急ブレーキの際の衝撃から愛犬を守ることができます。

また、新幹線やバスなどの公共機関を利用する際は、犬用キャリーバッグに入れることが義務付けられている場合がほとんどです。

災害時に命を守る:いざという時の避難所生活で不可欠なアイテム

避難所では、他の被災者の方への配慮から、犬はキャリーバッグの中に入っていることが求められる場合がほとんどです。

防災用品としてキャリーバッグを準備しておくことで、愛犬のストレスを軽減し、周囲とのトラブルを未然に防ぐことができます。いざという時に慌てないためにも、普段から慣らしておきたいですね。

犬用キャリーバッグとペットカートの違い

PETTENA折りたたみ式ペットカートmilou

キャリーバッグが向いているシーン

キャリーバッグの最大のメリットは、コンパクトで持ち運びがしやすいこと。混雑した店内や狭い通路でもスムーズに移動できるのが魅力です。

例えば、動物病院の待合室では、キャリーバッグがあることで愛犬が落ち着いて過ごせますし、他のワンちゃんとの不必要的な接触を避けることもできます。電車やバスなどの公共機関を利用する際も、キャリーバッグは必須ですよね。また、車での移動中はクレートとしての役割も果たし、急ブレーキ時の安全確保にも役立ちます。防災グッズとしても重要で、避難時には愛犬の安全な空間を確保してくれます。

「とにかく場所を取らず、さまざまなシーンで対応できる便利さを求める」という方には、キャリーバッグがおすすめです。

ペットカートが向いているシーン

ペットカートの魅力は何と言っても移動の楽さと愛犬の快適性にあります。買い物やお出かけで長時間歩く場合、愛犬をずっと抱っこするのは大変ですよね。

ペットカートなら、愛犬が疲れることなく、のんびりと景色を楽しみながら一緒にお出かけできます。また、関節が弱いシニア犬や、体調が万全ではないワンちゃんにとって、ペットカートは負担の少ない移動手段として最適です。広々としたスペースがあるので、トイレシートや水入れ、おもちゃなども一緒に持ち運べるのも嬉しいポイント。ペット可カフェや公園でのんびり過ごすような、ゆったりとしたお出かけシーンで真価を発揮します。

「愛犬にゆったりとした空間を提供しながら、自分の負担も減らしたい」という方には、ペットカートがぴったりです。

実は、キャリーバッグとペットカート、状況に応じて使い分けができると、愛犬とのお出かけの幅がぐっと広がります。


犬用キャリーバッグの種類と特徴

ソフトキャリー

犬とソフトキャリーバッグ

ソフトタイプのキャリーバッグは、その名の通り柔らかい素材でできていて、軽量で折りたたみもできるのが最大の魅力です。普段のお出かけやちょっとしたお出かけに最適で、収納時に場所を取らないので、収納スペースに限りがあるご家庭でも安心です。多くの商品が洗濯可能なので、お手入れの簡単さも人気の理由ですね。

ただし、耐久性ではハードタイプに劣る面もありますので、落とした時の衝撃などには注意してあげてください。

「とにかく軽くて持ち運びやすいものがいい」という方には、ソフトキャリーがおすすめです。

ハードキャリー

犬用ハードキャリー

ハードタイプのキャリーバッグは、プラスチックなど固い素材でできているため、耐久性と安全性に優れています。万が一の衝撃から愛犬をしっかり守ってくれるので、長距離の移動や車でのお出かけが多い方にぴったりです。また、構造上、通気性が確保されていて、愛犬が快適に過ごせる空間を提供してくれます。

動物病院への通院や、ペットとの旅行を考えているなら、安全性の高いハードキャリーを選んでおくと安心ですね。

スリング型

スリング型は、一枚布のキャリーバッグで、肩や体に掛けて使うタイプです。コンパクトで持ち運びがしやすく、短時間の移動やちょっとしたお出かけに最適です。例えば、近所のコンビニまで一緒に行く時や、混雑した場所で抱っこが辛い時などに重宝します。ただし、ある程度の体重になると負担がかかるので、小型犬限定のアイテムと考えた方が良さそうです。

「さっと持ち出せる簡単なものがあればいいな」という方には、スリング型がおすすめです。


リュック型

リュック型のキャリーバッグは、背中に背負うことで両手が自由に使えるのが最大のメリットです。

アウトドアやサイクリングなど、アクティブな活動が好きな方には最適な選択肢でしょう。また、電車やバスなど公共機関を利用する際も、混雑した車内で他のお客さんにぶつかる心配が少なく、スムーズに移動できます。

トート型

トートバッグのような形状のキャリーバッグは、日常使いしやすいおしゃれなデザインが特徴です。

普段のお散歩やカフェ巡りなど、お出かけをよりおしゃれに楽しみたい方に最適です。多くのトート型キャリーバッグは、ファッション性だけでなく機能性も兼ね備えており、ポケットが多数ついていたり、取り外し可能なクッションが付いていたりと、使い勝手の良さも魅力です。

「日常的に使えるおしゃれなキャリーバッグが欲しい」という方には、トート型がぴったりです。

犬用キャリーバッグの選び方

 

サイズ感と居心地

キャリーバッグ選びで最も重要なのは、何と言ってもサイズ感です。愛犬が中で楽に立ち上がり、回れる十分な広さがあるかどうかがチェックポイント。

目安としては、愛犬が自然な姿勢で伏せられるスペースがあるかどうかを確認してみてください。大きすぎると移動中に揺れて不安定になりますし、小さすぎると窮屈でストレスの原因になってしまいます。

測定する時は、体高と体長に余裕を持たせたサイズを選ぶと良いですね。愛犬の「もう一つのお家」として考えて、ゆとりのある空間を確保してあげましょう。

通気性と安全性

特に夏場の移動で心配なのが熱中症対策です。メッシュ部分が十分に広く、しっかりとした通気性が確保されているかどうかは必ず確認したいポイントですね。

また、素材の強度やファスナーの耐久性、持ち手の頑丈さなど、安全性に関する部分もチェックが必要です。万が一の落下時にも愛犬を守れるように、クッション性があるかどうかも見ておくと安心です。

愛犬の安全を守るためには、見た目だけでなく機能性も重視したいですね。

持ち運びやすさ

毎日使うことを考えると、軽量で持ち運びやすいことはとても重要です。特に電車やバスを利用する機会が多い方は、自分の体重や荷物とのバランスも考えながら選ぶと良いでしょう。

また、使わない時に折りたたんで収納できるタイプは、収納スペースに限りがあるご家庭でも重宝します。

デザイン性ももちろん大切ですが、機能性と両立させながら、あなたのライフスタイルに合ったものを選んでくださいね。

愛犬の性格に合わせた選び方

愛犬の性格に合わせて選ぶことも、実はとても大切です。

例えば、怖がりな子には全体が見えるメッシュの多いタイプがおすすめですし、やんちゃな子には耐久性の高いハードタイプが向いています。シニア犬の場合は、クッション性が高くて床ずれ防止になるような、優しい素材のものを選んであげたいですね。

愛犬の特性をよく理解した上で、それぞれに合ったキャリーバッグを選んであげると、より快適に過ごしてもらえるはずです。

移動シーン別の選び方

最後に、どんなシーンで最も使うかを想像しながら選ぶことも大切です。

動物病院への通院が主な用途なら、消毒しやすい素材でできたものを選ぶと良いですね。車での移動が多い場合は、シートベルトで固定できるタイプを選ぶと安全性が高まります。

電車やバスを利用する際は、各交通機関の規格サイズを満たしているかどうかを確認しておきましょう。飛行機の利用を考えているなら、各航空会社の規定に合った航空対応キャリーバッグを選ぶ必要があります。

キャリーバッグに慣れさせるトレーニング方法

「ハウス!」で自ら入れるようにするコツ

キャリーバッグを愛犬にとっての「お家」に見立ててあげることが、成功の第一歩です。

まずはキャリーバッグのドアを開けた状態にし、入口の近くでおやつを与えたり、お気に入りのおもちゃを中に入れて遊ばせたりしてみましょう。中に入ることに対してポジティブなイメージを持たせてあげるのがポイントです。

そして、愛犬が自発的に中に入った瞬間を見逃さず、大きく褒めてご褒美をあげてください。「ハウス!」という掛け声とともに中に入ることを繰り返し練習すると、その言葉が合図になってスムーズに入ってくれるようになります。

嫌がる子に試したい慣らし方ステップ

もし愛犬がキャリーバッグを極端に嫌がるようなら、もっとゆっくりとしたステップで慣らしてあげましょう。

まずはキャリーバッグをリビングなど日常的な空間に置き、単なる「物」として存在を受け入れてもらうことから始めます。その後、中におやつを入れて自分から取りに行くのを待ったり、ドアを閉めずに中でくつろげる環境を作ってあげたりします。

いきなりドアを閉めるのではなく、最初は数秒だけ閉めてすぐに開くことから始め、少しずつ時間を延ばしていきましょう。この時、中にいる間は優しく声をかけ続け、安心感を与えることを忘れないでください。

愛犬のペースに合わせて進めることが、トレーニングを成功させるための近道です。

犬用キャリーバッグおすすめ9選

おしゃれで人気の高いキャリーバッグおすすめ

モンシェリ|2wayラウンドトートバッグ
  • 触り心地の良い素材で、愛犬を優しく包むウレタンクッション入り。
  • ショルダーベルト付きで斜め掛けも可能、持ち運びラクラク。
  • 天面はメッシュ&ロック式ファスナーで暗がりが苦手な子も安心、勝手に開けられません。
  • 側面には小窓と差しポケット、内側にもポケット付きで収納力抜群。
  • 底クッションは取り外し可能、飛び出し防止リード付きで交通機関でも安全。

Free stitch|スクエアトート キャンバス ツートン
  • 人気のスクエアトートにツートンカラーが登場。
  • フタ部分はメッシュ仕様で公共交通機関での移動も安心、使わないときは底敷下に収納可能。
  • 飛び出し防止リード付きで、愛犬の安全も確保。
  • ストッパー機能付きファスナーで安心して使用できます。

ぺテナ|ペット用柔らかキャリーバッグ
  • おしゃれな外観,洗いやすくて乾きやすい。
  • 強く、耐久性があり、耐摩耗性があります。
  • PPコットンは柔らかくて安全です。

両手が空いて楽々!おすすめリュック型4選

モンシェリ|軽量メッシュ巾着リュック

  • 巾着とファスナーの開閉で、愛犬の出し入れが簡単。
  • 交通機関では巾着を絞って顔を覆い、安全に移動可能。
  • 内側には飛び出し防止リード付きで、ナスカンで首輪に固定でき安心。
  • 分厚い肩紐で長時間の持ち運びでも肩への負担を軽減。

ぺテナ|小型犬・猫用ペットリュック
  • わずか0.85kgで最大6kgまで対応、軽量ながらしっかり支えます。
  • 180°ワイドメッシュで通気性抜群、フロントオープンで出し入れも簡単。
  • 折りたたみ式で収納もラク、耐久性のある素材でお手入れ簡単。
  • 3D立体構造の広々空間で愛犬も快適、おしゃれなグレーでコーディネートしやすい。

モンシェリ|メッシュフロントリュックメッシュ付き
  • ミニフラップに名前刺繍が可能で、愛犬の顎置きとしても使用できます。
  • スナップボタンで取り外し可能なので、汚れたら洗濯できて清潔。
  • 正面のDカンにカラビナを付けて、マナーポーチやウォーターボトルを吊り下げ可能。
  • 内側底部に飛び出し防止リード付きで、ナスカンで首輪に固定すれば移動も安心。

Free stitch|コンフォータブル リュックサック
  • 都市生活に最適なペット用リュックで、快適な移動をサポート。
  • 5か所の調整ベルトと高剛性プレートで背負い心地抜群、重心も安定。
  • 4WAYで背負う・抱える・肩掛け・キャリーオンバッグとして自由に使用可能。
  • 通気性に優れた3面メッシュ構造と天面日よけで、ペットも快適。
  • 天面と左サイドは開閉式メッシュで出入りもスムーズ。


軽くて柔らかい!おすすめのソフトタイプ


リッチェル|たためる3WAYペットケージ
  • おでかけに便利な3WAYソフトケージ、持ち運び・ドライブ・移動先で大活躍します。
  • 折りたたみが簡単で、使わない時はコンパクトに収納。
  • 軽量だから女性でもラクに持ち運べます。
  • 給水ボトル対応で、おでかけ中の水分補給も安心。

安全性バツグン!おすすめのハードキャリー

リッチェル|キャンピングキャリー 折りたたみ 
  • お外ではキャリー、お家ではハウスとして使え、普段から慣れさせることで来客時や災害時も安心。
  • たたんでぺったんこ、スリムに収納でき場所を取りません。
  • 左右どちらからでも開閉可能で、扉はワンタッチで取り外せます。
  • プラスチック製なので水洗いできてお手入れ簡単。


キャリーバッグは愛犬の安全と快適を守る必須アイテム

キャリーバッグは、日常のお出かけから通院、旅行、さらには災害時まで、愛犬の安全と快適を守る必須アイテムです。愛犬のサイズや性格、ライフスタイルに合ったものを選ぶことで、様々なシーンで役立ちます。一つ持っておけば、いざという時も安心。愛犬との楽しい毎日を守るために、ぜひ準備しておきたいですね。

 

PETTENA編集部

PETTENA編集部は、ペットとその飼い主がより良い生活を送れるよう、専門的な知識に基づいた信頼性のある情報を提供するチームです。特に、ペットカートを中心に、安全で楽しいお出かけをサポートするコンテンツをお届けしています。