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ペットは飛行機に乗せても大丈夫?航空会社の対応・準備・注意点をやさしく解説|PETTENA
猫が空港にいる
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ペットと一緒に飛行機でお出かけを考えている飼い主さんは多いでしょう。しかし、飛行機にペットを乗せる場合、準備不足やルールの誤解からトラブルやストレスを与えてしまうことも少なくありません。この記事では、国内線・国際線でのペット同伴の基本ルールや、客室と貨物室での違い、熱中症やストレス対策、さらに安心して移動するための工夫など、飛行機に乗せる前に必ず押さえておきたいポイントをわかりやすく解説します。

ペットは飛行機に乗れるの?

ペットの移動

国内線で犬や猫を連れて乗れる?

日本の国内線では、多くの航空会社で犬や猫を飛行機に乗せることが可能です。ただし基本的には「貨物室」に預ける形となり、直接客室に連れて行けるケースは少ないのが現状です。

国際線でペットと同乗できる?

国際線では、国や航空会社によってルールが大きく異なります。欧米の一部航空会社では小型犬や猫に限り、キャリーケースに入れて客室へ持ち込める場合がありますが、日本の航空会社では貨物室での輸送が一般的です。

また、入国時に必要な検疫手続きやワクチン接種証明もあり、準備に数か月かかることもあるため、旅行や引っ越しを予定している方は早めの準備が欠かせません。

客室持ち込みと貨物室預けの違い

客室持ち込みは、ペットが飼い主の近くにいられるため安心感があり、温度や空調も一定に保たれています。一方で、重量やサイズの制限が厳しく、小型犬や猫しか対象にならないケースがほとんどです。

貨物室預けの場合は大型犬でも対応できますが、空調管理が不十分なことがあり、特に短頭種は健康上のリスクが高いため、多くの航空会社が受け入れを制限しています。

ペットと飛行機に乗る方法

飛行機でペットが過ごす環境

貨物室に預ける場合の流れ

まず空港に到着後、搭乗手続きカウンターにて、ペット用ケージに入れた犬や猫を搭乗書類・同意書とともに預けます。航空会社の指示に従い、搭乗費用を支払った上で貨物室に搬送されます。到着空港では、荷物受取の間に係員がペットのケージを受け取り、飼い主の手元まで運びます。

空港で必要な手続き

ペットと飛行機に乗る場合、通常のチェックインよりも早めの手続きが必要です。目安として出発の1時間以上前に空港へ到着し、専用カウンターで体調確認やクレートのチェックを受けます。搭乗直前に預ける形になるため、飼い主と長時間離れることなく安心です。到着後も専用の受け取り場所で引き取るため、通常の荷物とは流れが異なります。

ペットクレートの選び方

いつものお出かけ用ケージではなく、必ず航空会社の規定を満たした専用のものを準備してください。特に国際線の場合は、IATA(国際航空運送協会)認証のケージが求められることが多いです。

「うちの子、飛行機に乗せても大丈夫かな?」そんな不安を抱えている飼い主さんも多いのではないでしょうか。実は今、犬や猫と一緒に飛行機で旅行する飼い主さんが増えています。でも、「ペットは飛行機でどう過ごすの?」「ストレス対策は?」「どの航空会社が安心?」と気になることもたくさん。

航空会社別の機内持ち込み条件とペット料金

航空会社 手荷物預け入れ 客室持ち込み 料金目安
JAL × 5,500円~
ANA × 4,500円~
スターフライヤー 6,500円~
Peach × × -
Jetstar × × -

※「〇」は可、「×」は不可を表します。

JAL

JALの国内線では、大切なペットと一緒に旅行を楽しみたい飼い主さんに向けたサービスが整っています。JALでは、犬や猫、うさぎ、小鳥などの小動物を受託手荷物として預けることができますが、機内に一緒に持ち込むことはできません。

特に注意したいのは、フレンチ・ブルドッグやブルドッグなどの短頭犬種。これらの犬種は健康への影響を考慮し、原則として預けることができません。ただし、パグやボストンテリア、チンなどの短鼻犬や雑種の場合は条件を満たせば預け入れが可能です。

ペットを預ける際は、IATA(国際航空運送協会)の基準を満たすクレートが必要です。JALではS~XLまでのプラスチック製ケージも用意されていますが、ご自身で準備する場合は強度や通気性、安全性を確認しておきましょう。ペットと荷物を合わせた総重量は100kgまでとなっていますので、事前に確認することが大切です。

<JALの基本情報>

料金:
5,500円~7,700円(国内線)
サイズ制限:
幅63cm×高さ67cm×奥行90cmまで(クレートXLサイズ)
対応ペット:
犬・猫・小鳥・うさぎなど
国際線:
到着国の検疫条件を要確認

※ブルドッグ、フレンチブルドッグなどの短頭犬は対応不可。

詳細はJALの手荷物としてのペット預け入れ規則公式ページでご確認ください。

ANA

ANAもJAL同様にペット輸送の実績が豊富で、国内主要空港に「ペットリフレッシュルーム」を設置するなど、飼い主目線のサービスが充実しています。国際線では、ハワイ線のペット輸送に特に力を入れており、現地の検疫条件に合わせたアドバイスも受けられます。

犬・猫・うさぎ・ハムスター・フェレットなどの小動物は、機内には持ち込めませんが、受託手荷物としてお預けが可能です。ただし、短頭種のわんちゃん(パグやシーズー、フレンチブルドッグ、ペキニーズなど)は、呼吸器系への負担を考慮し、原則として預け入れが中止されています。

預ける際は、IATAの規定を満たした専用ケージが必要です。ANAでは、S〜LLサイズのプラスチック製ケージも用意されていますので、必要に応じて利用できます。さらに、5月1日から10月31日の夏季期間中は、ペットケージに保冷剤と給水器を取り付けるサービスも実施中。暑さ対策が心配な方にも安心です。

<ANAの基本情報>

料金:
6,500円(一部路線は 4,500円)(国内線)
サイズ制限:
幅65cm×奥行95cm×高さ70cmまで(クレートLLサイズ)
対応ペット:
犬・猫・小鳥・うさぎなど
国際線:
到着国の検疫条件を要確認

※羽田空港にペット休憩室完備

詳細はANAの手荷物としてのペット預け入れ規則公式ページでご確認ください。

スターフライヤー

スターフライヤーは、日本国内の航空会社の中で唯一、小型の犬・猫を機内に同伴できる「FLY WITH PET!」サービスを提供していることで注目されています。

指定サイズのケージに入ったわんちゃん・猫ちゃんは、全便で機内持ち込みが可能。座席は最後列の窓側に指定され、ケージはしっかり固定されますので、飛行中もすぐに愛犬・愛猫の様子を確認できて安心です。

もちろん、空港内や機内ではケージから出すことはできませんが、座席にカバーをかける配慮もあり、他の乗客への配慮もしっかりなされています。

また、機内同伴が難しい場合には、貨物室でのお預かりサービスも利用可能。ただし、毎年5月〜10月の夏季期間は、パグやシーズー、フレンチブルドッグなどの短頭犬種は暑さによる健康リスクのため、預け入れができませんので注意が必要です。スターフライヤーでは、S~Lサイズの貸出ケージも完備しており、準備が整っていない方でも利用しやすくなっています。

<スターフライヤーの基本情報>

料金:
50,000円/頭(機内持ち込み)
6,500円(手荷物預け入れ)
サイズ制限:
高さ75cm×横幅43cm×長さ55cm以内(機内持ち込み)
対応ペット:
小型の犬及び猫(機内持ち込み)
犬・猫・小鳥・うさぎなど(手荷物預け入れ)
国際線:
到着国の検疫条件を要確認

詳細はスターフライヤーのペット連れ規則公式ページでご確認ください。

LCC

PeachやJetstarなどの格安航空会社では、基本的にペットの預け入れを受け付けていません。例外として、盲導犬や介助犬などのサービスドッグは同伴可能ですが、通常のペットを連れてのフライトはできないと覚悟しておきましょう。

国際線の場合、LCCを利用して飼い主だけ先に出国し、後日ペットを専門サービスで送るという方法を取る方も少なくありません。費用と手間のバランスを考え、最適な方法を選んでくださいね。

犬を飛行機に乗せるリスクと注意点

ペットのストレス軽減

犬を飛行機に乗せた時の死亡率は?

犬を飛行機に乗せる際の死亡率は決して高くはありませんが、ゼロではありません。アメリカ運輸省の発表によると、毎年数十件の死亡・怪我が報告されています。特に貨物室に預けられる犬は環境変化の影響を受けやすいため、リスクを理解したうえで判断することが大切です。

実際の死亡理由

犬が飛行機で体調を崩す主な理由は高温多湿や低温環境、騒音や振動による強いストレス、持病や体調不良です。特に夏場は熱中症、冬場は低体温症のリスクが高く、輸送中の急激な温度変化が命に関わることもあります。また、慣れない環境に置かれることで強い不安を感じ、心臓に負担がかかるケースもあります。

飛行機に乗せられない犬種

ブルドッグ、フレンチブルドッグ、パグなどの短頭種は呼吸器系が弱く、機内環境に適応しづらいため、多くの航空会社で輸送が禁止されています。また、老犬や持病がある犬も体調悪化のリスクが高いため、獣医師に相談した上で判断する必要があります。

犬を飛行機に乗せるデメリット

飛行機は移動時間が短縮できる一方で、犬にとっては大きなストレスと健康リスクを伴います。

貨物室で長時間過ごすことにより、飼い主と離れる不安も強くなります。さらに、夏や冬は受け入れが制限されることもあり、必ずしも希望通りの便で移動できるとは限りません。

可能であれば新幹線や車など、犬への負担が少ない移動手段を検討することもおすすめです。

ペットを飛行機に乗せるよくある質問

ペットを飛行機に乗せる当日

Q:盲導犬なら客室に同伴できますか?

はい、身体障害者補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)は「身体障害者補助犬法」により客室同伴が可能です。ただし、証明書の携行や識別表示が必要で、一般のペットを盲導犬として同伴することはできません。

Q:犬を飛行機に乗せる時、吠えは禁止なのはなぜですか?

飛行機では周囲の安全や他の乗客への迷惑防止のため、無駄吠えが禁止されています。犬は完全に吠えないわけではありませんが、マナーとして重要です。

Q:犬・猫との長距離移動ではどの交通手段が安全?

車の場合、途中で休憩して散歩や給水が可能なため、長時間移動でもストレスや健康リスクを軽減できます。飛行機や新幹線はペットにとって環境変化や制約が大きく、注意が必要です。

Q:飛行機の気圧は犬に影響しますか?

与える影響は少ないとされていますが、気圧の変化で耳がツーンとすることがあり、人と同じように不快感を感じる子もいます。

飛行機以外の移動手段も検討しよう

新幹線でゆったり移動

JR各社の新幹線では、条件付きでペットの同伴が可能です。最大のメリットは、飼い主さんとペットが一緒に移動できる安心感。飛行機のように貨物室に預ける必要がなく、常に様子を見守れるのが嬉しいポイントです。

<新幹線のペットルール>

サイズ制限:
タテ70cm×ヨコ40cm×高さ30cm
重量:
10kg以下(ケージ込み)

詳細は犬は電車に乗れる?JR・地下鉄のルール&料金・吠え対策まで完全ガイドでご参考ください。

ペット輸送専門サービス

自分で連れて行くのが不安だったり、時間や手間をかけずに移動させたい場合は、ペット専門の輸送サービスを利用するのも一つの方法です。専門のスタッフがドアtoドアで輸送してくれるので、飼い主さんの負担が大幅に軽減されます。

特に、パグやシーズーなどの短頭種や高齢のペット、持病がある場合は、専門サービスを利用すると安心です。費用は飛行機よりも高くなりますが、ペットへのストレスを最小限に抑えられるのが最大の利点です。

ペットを飛行機に乗せるためのまとめとポイント

ペットとの飛行機移動は、準備が9割です。以下のポイントを押さえて、愛するわんちゃん・ねこちゃんと安全な空の旅を実現させましょう。

  • 規則の確認:まずは航空会社ごとの細かいルールを必ず確認する。
  • 事前準備:出発までに「ケージ慣れ」と「健康管理」を徹底する。
  • ストレス軽減:季節やペットの性格に合わせた対策で、旅の負担を減らす。
  • 不安解消:わからない点は早めに航空会社や獣医師に相談する。

万全の準備で、楽しい旅行の思い出を作りましょう。

PETTENA編集部

PETTENA編集部は、ペットとその飼い主がより良い生活を送れるよう、専門的な知識に基づいた信頼性のある情報を提供するチームです。特に、ペットカートを中心に、安全で楽しいお出かけをサポートするコンテンツをお届けしています。